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 独り言ファンの皆さん。お元気ですか?。1カ月以上ぶりになってしまいました。会う方会う方から「独り言どうした?」と言われ、逆にプレッシャーがでてしまって(ほんとかよ)書きにくくなってしまいました。
 この1カ月間なにをやっていたのかと申しますと、まぁいろんなことがありました。しかし星を見にでかけたのは2回だけでした。1回は最近私が行っているアサヒネットのチャットで集まった8人のOFFで、毎度おなじみの野辺山にいってまいりました。皆さんの日頃の行いがよっぽどいいのか、梅雨の真っ最中だというのに見事に晴れました。みなさん星に関してはまったくのシロウトさんでしたので、じっくりと野辺山の美しい星空を堪能していただきました。薄明がはじまる直前まで、望遠鏡を使った観望より生の星の光を楽しんでいただけたと思っています。
 もう一回は、「新天体情報」にもあるHale-Bopp彗星の3色分解画像を撮影した6/19の県内荒川村の栃本広場です。実際にいた時間は4時間くらいなのですが、雲がときおり通過しましたがなかなかよい条件で撮影できました。画像の方はご覧いただけましたか?。ごく簡単な画像処理であの程度のカラー画像が簡単に得られるんですよ。
 ホームページの方は細かい変更が少しずつ進んでいます。今日は武藤工業CVシリーズの新着画像が届いたので、新たに登録してあります。CV-16で撮影したM17は圧巻ですね。武藤工業のサンプル画像を見ていると気がつくのが、口径の差による対象の写りの差がそれほど顕著で無いこと。特に35cmと25cmでは25cmのほうが良く写っている場合が多い。これは国産の大型反射鏡の製作レベルを如実に表していると思います。公共天文台などでは、こぞって大きな口径の望遠鏡を設置していますが、実際に見てみるとあまりにも非点収差が大きなものが多すぎる。当社なら絶対薦めないような組み合わせの望遠鏡が全国にたくさんあるんですよね。望遠鏡メーカーは大きければ高く売れるので儲け主義に走るのはわかるのですが、それではただの予算の無駄遣い・・・。こういう状態なんとかならないものでしょうか。もし、このページをご覧の方で公共団体への天文台設置などをお考えの方がいらっしゃいましたら、是非いちど相談してください。確かに口径小さくて外見は迫力ありませんが、実際に星を見たときには絶対他社に負けないシステムをお届けします。
 さて、お遊びの方ですが、最近では7/1に上越線のSL奥利根号を見に行ってきました。この列車は、通年上越線の高崎−水上間をD51 498号機と12系客車6両で運転しています。年々運転日数が増えている人気列車の一つなのですが、この日は群馬県の観光キャンペーンにあわせた特別運転がありました。普通の月曜にもかかわらず、列車は8割の乗車率、沿線にも多数のカメラマンが砲列を作りました。年間運転しているのに何故こんなに人が集まったのかというと、普段秩父鉄道で走っているC58 363との重連が旧型客車8両を牽引するといういままでに無い組み合わせになったからです。重連運転は時折行われているのですが、旧型客車が8両も連なるのははじめてのことです。秩父鉄道での運転をわざわざ2週間運休にしてまで運転するわけですから、その力の入れ方が伺えますね。
 私は乗車できなかったのですが、いっしょに行った友人が上り列車に乗車してきました。平日でなおかつ8両編成ということで、車内は多少空席があったそうですが、旧型客車の独特の乗り心地を楽しめたと言っていました。

 今日は台風接近でだいぶ雨が強く降りましたが、これが過ぎる明日は快晴になりそうです。ようやっとBrewington彗星が撮影できるかな?。皆さんも是非見てみてくださいね。

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