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アイピースは、望遠鏡が集めてきたはるかかなたからの星たちの光を、私たちの目の網膜に届けてくれる最も近い部分のレンズです。それだけに、アイピースの性能は望遠鏡本体の性能より重要なものになります。
アメリカMeade社から発売されている3種類の天体望遠鏡アイピースは、望遠鏡に付属しているアイピースだけでは飽き足らなくなった方や、安価な望遠鏡に付属しているアイピースと交換して、よりシャープでコントラストの良い像を求めることができます。
◆SPシリーズアイピース
最も安価でコストパフォーマンスの高いSP(スーパープローゼル)シリーズは、古くから天体望遠鏡用アイピースとして使用されている「オルソスコピック」をさらに改良したもので、2群4枚構成のシンプルなアイピースです。見かけ視界52度(SP40mmのみ44度)の視野全体にフラットな像を結びます。
◆SWシリーズアイピース
広い視野を確保しながら、対象をより鮮明に大きく見るために、見かけ視界を大きく設計したのがSW(スーパーワイド)シリーズです。4群6枚構成で、見かけ視界を67度まで広げ、SPシリーズに比べて同じ倍率の場合で約20%も広い視野を確保することができます。特に2インチサイズのSW40mmは、このクラスで最も広い視界を得ることができます。低倍率・広視界が出しにくいシュミットカセグレン望遠鏡にベストマッチのアイピースです。
◆UWシリーズアイピース
SWシリーズよりさらに高倍率で広い視野が得られるのがUW(ウルトラワイド)シリーズです。5群8枚構成で、見かけ視界はなんと84度。アイピースをのぞき込むと大きく広がった宇宙を感じることができるでしょう。球状星団や惑星状星雲などの小さな対象は、いつも小さく見にくいアイピースで見ることが多いですが、このUWシリーズを使えばもっと見やすく、大きく広がった像をみることができます。
◆暗視野ガイドアイピース
長時間、焦点距離の長い望遠鏡などで天体写真を撮影する際、望遠鏡のモータードライブの精度不足や大気差などにより対象を正確に追尾できない場合に、ガイドスコープやオフアクシスガイダー等と併用して使用するのが暗視野ガイドアイピースです。視野の中にLED照明によってレチクル(十字線や格子状のパターン)を浮かび上がらせ、星像をそこに合せ、望遠鏡のモータドライブなどを使って星がずれた方向を修正しながらガイド撮影します。ガイド撮影の用途以外にも、天体の直径を計る場合等にも使用できます。
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