SBIG STシリーズ

SBIG CCDカメラ STシリーズは、世界で最も多くの人に愛用されている天文用冷却CCDカメラです。CCDカメラとしての実績と非常に使いやすく親しみやすい制御ソフト「CCDOPS」により、初心者でも容易にCCDによる天体撮影が可能です。日本語のマニュアルも標準添付しています。

ST-V 　天体写真用オートガイダーのベストセラーST-4のノウハウを受け継ぎ、さらに使いやすく改良を重ねたオートガイダー＆イメージャーがこのST-Vです。 　コントロールボックスに液晶モノクロモニターを内蔵し、カメラが捉えた星の姿やデータなどをその場で画像で確認できるため、設定ミスによるガイドエラーを起こす心配もありません。イメージャーとしては、チップ面積が小さいため、焦点距離の短い小型望遠鏡との組み合わせや、惑星や月などの撮影に最適です。

ST-237C 　オートガイダーのベストセラーST-4からイメージャー部分を改良してリリースしたST-5を、さらに改良を重ねてた新しいモデル。チップは32万画素のTexas InstrumentsのTC-237を使用。入門機ながら16bit ADコンバータを搭載し、本格的な冷却CCDと同様に高い解像度の画像を得ることができます。 　また、専用のカラーフィルターホイールにより、３色分解カラー画像も撮影可能。手軽に色とりどりの天体の画像を得ることができます。 　価格と手軽さで当社おすすめNo.1の冷却CCDカメラです。

ST-7XE ST-8XE ST-9XE 10ME 1001E 2000XM 　ＳＴシリーズのレギュラーラインナップ。オールインワン・コンパクトボディーのST-7/8から数々の新機能を追加しながらバージョンアップを繰り返しています。 　カメラ部とCPUを一体設計したボディーは、Meade LX-200などのフォークマウントの望遠鏡でも、十分なクリアランスがあります。 　「Eチップ」と呼ばれる新チップに盛り込まれたEnchansed technologyは、それまでのチップで不足していた可視光域の量子効率を大幅にアップしたもので、550nmにおいて約2倍の感度となります。 　KAF1600/1602Eの波長別効率曲線 　最大の特徴であるセルフガイド機能は、撮影用チップの外側に、オードガイド用のTexas Instruments TC-237A(ST-7XEとST-2000XMはTC-211)チップを取りつけ、メインチップでの撮影中に写野周辺の星を使用してガイドするもので、架台の精度の低い赤道儀でも高い成功率で長時間露出が可能になります。 　ペルチェ素子による２段冷却と効率を上げるためのファンも装備されており、冷却能力も十分です。 　2002年夏から発売になる新シリーズは、これまでデータ転送をパラレルポートで行っていたものをUSBポートに変更し、高速なデータ転送で快適な使用ができるようになります。

モデル名	ＣＣＤチップ	受光面サイズ(mm)	ピクセルサイズ(μm）	ピクセル数	A/Dコンバータ効率	アンチブルーミングゲート	定価
ST-V	TI TC-237	4.7×3.6	7.4×7.4	657×480	16bit	有	\348,000
ST-237A	TI TC-237A	4.7×3.6	7.4×7.4	657×495	16bit	有	\228,000
ST-7XE	Kodak KAF0401E	6.9×4.6	9×9	765×510	16bit	無	\598,000
ST-8XE	Kodak KAF1602E	13.8×9.2	9×9	1530×1020	16bit	無	\1,130,000
ST-9XE	Koadk KAF0261E	10.2×10.2	20×20	512×512	16bit	無	\678,000
ST-10XE	TI TC-241	8.6×6.5	23×27 (11.5×27)	375×241	16bit	無	\1,390,000
ST-1001E	Kodak KAF-1001E	24.6×24.6	24×24	1024×1024	16bit	無	\1,290,000
ST-2000XM	Kodak KAI-2000M	11.8×8.9	7.4×7.4	1600×1200	16bit	無	\638,000

STシリーズ画像サンプル

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