夏の話題をさらったグランドクロスも徐々に形を変え、下界の騒ぎとは無関係に各惑星はそれぞれの軌道をいつものように運行中。
思考を司る水星は9月の始めに乙女宮へ入り、11月始めに射手宮まで進んだ後蠍宮へと逆行、獅子宮を逆行していた興味を示す星、金星は、11月までに天秤宮の20度辺りまで進み、エネルギッシュな行動力を意味する火星は9月の始めに射手宮へ進み、その後、10月の半ば過ぎには山羊宮、11月の終わりには水瓶宮と順行を続けます。
地球より太陽の近くにある公転周期の短い内惑星は、太陽のために思考したり、好みの方向付けをするなど、まるで太陽の一部であるかのような身近な働きをします。特に、この期間にお誕生日を迎えるあなた。太陽に合の座相を作っている時に、ちょっぴり自分を振り返ってみると、金星、水星をあなたの中に感じられるかもしれません。
また、この夏、牡牛宮で個々の問題を明確に拡大していた木星は、10月下旬に牡牛宮から牡羊宮へ戻ります。牡羊宮の木星は広い意味での競争の激化を意味しますので、この秋から冬にかけて、牡牛宮にいる間に形に表れた課題を見極め早速取り組むことが大切です。
(注意)西洋占星術での春分点は、牡羊宮の0度に設定されています。現在春分点は歳差現象のため魚宮にあるので、西洋占星術でいうところの惑星位置と画像の惑星位置(
本画像は現在の春分点を基準に作られています)とは、ずれがあります。
※各画像をクリックすると惑星運行(9月〜12月)の大きい画面が開きます。