■ハウスとは? |
天球上の星たちは地球の自転を反映し、毎日東から西へ地球の周りを回っているように見えます(日周運動)。ハウスとは、24時間で1回転する地球をカスプと呼ばれる東の地平線(上昇点)を起点に12に分割したものです。 境界線であるカスプとその間の空間ハウスは、黄道12宮と同様に、地球上での目盛りのような存在。この目盛で、特定の時刻の黄道12宮上に配置された惑星と、地球上の特定の場所との位置関係を知ることができます。
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サインや惑星のそれぞれに意味があるように、ハウスの1宮から12宮のそれぞれにも意味があります。大きく分けると黄道上の惑星は個人の心の中を表すもの、私達が生きている地球・ハウスは現実的な方向性を表すもので、サインはそれらの要素といえます。 各ハウスはそれぞれのカテゴリーの方向性を表しますが、それらを総合した行動の特徴を表しているのが1宮(第1番目のハウス)です。人間考えること、口にすること、やることが違うとよくいいますが、1宮はまさに無意識のうちにやってしまうことを表すものと考えられるでしょう。無意識のうちに行動してしまうハウスの特徴は、本人自身の自覚より客観的な立場で見ている人の方が、よりハッキリと感じることができるかもしれません。 |
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