Meade Model230

 はじめて望遠鏡を買うんだけど、どんな物を買ったらわからない。なるべく安い予算で良い物を求めたい。そんな方のために、スターゲイズが最適の望遠鏡をご用意しました。
 口径6cm(焦点距離700mm)のアクロマートレンズは、一昔前の初心者向け望遠鏡の標準サイズ。月面のクレーターや木星のガリレオ衛星・土星の輪はこの口径でも充分に楽しめます。安いからと言って望遠鏡の基本性能は手を抜いていません。望遠鏡は倍率が高いですから、架台が軟弱では見たい天体を視野に導くことさえできません。このModel230はアルミ製のしっかりした三脚と上下微動のついたコンパクトな経緯台に、アルミ製の鏡筒でできています。
 そして、望遠鏡の光の出口である接眼部は、アメリカンサイズのドロチューブ式を採用。見口の大きなアイピースは見やすくコントラストも良い像が得られます。もちろん、標準付属品としてアメリカンサイズアイピース2本をおつけします。アイピースは他のアメリカンサイズの物がすべて使用できます。
 製品はMeade社製。国内正規代理店経由の製品ですから、1年の製品保証が付きます。もちろんアフターサポートもバッチリです。使ってみて解らないことは、当社がE-Mailで完全サポートします。

ワンポイントアドバイス 倍率と分解能
 良く天体望遠鏡のカタログに「倍率」や「分解能」という言葉が書かれていますが、当社のHomePageではあえて倍率や分解能は記載していません。
 これは、アイピースを変えることで倍率はいかようにも変えることができます。天体望遠鏡の倍率の計算は、アイピースの焦点距離/望遠鏡の焦点距離になります。たとえば、このPageのModel230の場合なら、焦点距離700mmですから、付属のMH9mmで77.8倍・MA25mmで28倍です。レンズを組み合わせれば数値上の「倍率」はいくらでもあげることができるのですが、実はもともとレンズには分解能の限界がありますし、地球には大気という邪魔者がありますから、いくら倍率をあげても分解能や大気の拡散以上の分解能は得られないわけです。また、倍率をあげるということは、せっかく対物レンズで集めてきた星の光を見るときに拡散してしまうことにもなり、対象が暗くなって見にくくなってしまうこともあるわけです。
 「分解能」には、「口径が大きくなると分解能が高くなる」という原則がありますが、実際にはレンズ固有の分解能の差が当然あります。カタログを良く御読みになると解りますが、同じ口径の望遠鏡は、すべて同じ分解能の数値がかかれ ているでしょう。つまり、それは「計算上」の分解能であって、実際にその望遠鏡が持っている分解能ではないわけです。
 ちょっと話が横道にそれましたが、当社のHomePageで紹介している機種は、すべてこの意味で適正な倍率のアイピースを選定してセットしています。その望遠鏡の持つ分解能にあわせて、適当な倍率になるようにセットしています。ですか ら、その望遠鏡の能力を充分に引き出すことができるわけです。

標準付属品 : 5×24ファインダー アイピース(MH9mm MA25mm)  天頂プリズム

Meade Model230屈折望遠鏡   WinterSale特価 \20,000
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