3/28
 独り言ファンの皆様。大変お待たせしました(^_^)(そんな人いないって??)。実に3週間ぶりになってしまいました。まぁ、いろいろ忙しいもので勘弁してください。
 百武彗星。すごいですね。明るさは予想通りよりちょっと明るい程度でしたが、なにしろよく見える!。天体観測に行くのに望遠鏡を持って行かなかったのははじめてかもしれません(^_^)。なんせ、肉眼や双眼鏡でみているほうがいいんですものね。銀塩で天体写真撮ったのも実に久しぶりです。写真の方は、「新天体情報」の方に掲載されていますのでご覧ください。私が撮るものですからそんなに気合の入ったものではありませんが、充分楽しんでいただけるのではないでしょうか。
 3/23−24の市民天体観望会には、多数の方のご来場をいただきありがとうございました。曇り空にも関わらず2日間合計50人名以上の方にお越し頂いたのですが、残念ながら2日とも彗星をみることはできず、3/24の方は若干の晴れ間から月と金星をみていただいただけで終わってしまいました。多くの方から「またやってください」との声をいただきました。彗星は来月中旬まで見ることができますから、是非来月にはまた企画したいと考えています。詳しくは改めてご連絡いたします。
 観望会1日目には、日本テレビの「ズームイン朝」の取材がありました。スタッフの熱意により、この日なんとかして彗星の画像を得るべく、晴れ間を求めて北へ向かいました。私は会場の片付けを済ませてから、強風の中をこの撮影隊を追いかけました。途中で携帯電話で連絡を取合いながら、最終的に標高の高い茶臼岳ロープウェイ駐車場に向かうことにし、撮影隊に遅れること10分で現地に到着。薄雲がかかっているにもかかわらず彗星は見えています。しだいに雲が切れるに従い彗星の尾はどんどんと伸びて行きます。ディレクターもレポーターもカメラマンもスタッフも大感激。ここまで来たかいがあったと大喜びでした。この時撮影した映像が3/25のオンエアで放送されました。
 そのオンエアでは、「私」は最初のほんの少しのところでレポーターの横に立っているのが写っただけでした(^_^)。あと、彗星の写真が私の名前入ででましたね。
 昨日も彗星の撮影のために晴れ間を求めて北に向かったのですが、雲が追いかけるようにやってきてしまい、かなり走った那須町の畑の中を観測地にしました。尾はさらに伸びてかみのけ座の中まで確認できます。双眼鏡で見ると、イオンティルといっしょにはっきりしたダストティルが細長く伸びているのがわかります。その写真ですが、下の写真は失敗写真です(^_^)。今回はG800とGX3200の2本で撮ったのですが、GX3200のフィルム装填時になにかの毛玉がフィルムバックの中に入ってしまい、ご覧のような毛が写真に写り込んでしまいましたとさ(^_^;。しかし、GX3200は粒子がすごいですね。これじゃ鑑賞用にはならないわ(^_^)。逆にあきらめがついてしまいました。

 3/6
 私の方の設定ミスで、しばらくホームページのアップデートができなくて、この独り言も止まってしまいましたとさ(^_^)。 
 3/1−2にかけて、大阪に方面に営業を兼ねて遊びに行ってきました。いつも立ちよる宇治天体精機と国際光器にももちろんいってきました。スカイマックスVIへの新型Pyxis対応もいよいよ本格化します。今年の夏頃には本格的な中口径自動観測システムを公開できると思います。土曜日には大阪の日本橋にも立ち寄って、大阪のパソコン・家電事情も偵察してきました。日本橋の方が秋葉原より活気があったように感じます。
 遊びのほうですが、帰りがけに琵琶湖の北部の北陸本線で走っている「SL北びわこ号」を見てきました。ちょうど気圧配置が冬型になりかけたころなので、天気が4−5分の間でも急変してしまいます。虎姫町の「酢」という地名のところで撮影をしてきました。上り列車はバック運転なのですが、この写真だと風が強くてまるで後押し運転しているように見えますね。私の得ていた情報では、この日(3/2)はC57の1両での運転と聞いていたのですが、遠くから聞こえてくね汽笛はいつもと聞き慣れない音が混じっていて、「あれ。重連で来てるじゃん」と、ちょっとうれしくなってしまいました。
 今朝(というか昨日の夜)、Phoenixの和田さんが来ているときにCCD撮影をしました。C/1996B1とB2の画像は新天体情報のとおりです。ここでは、ケンタウルス座のω星団の画像を掲載します。撮影時高度6度。たぶん住宅地の中のどこかのちょっと背の高い家の影が下の方に写っているのだと思います。レンズ効果で星の像が垂直方向に伸びていますね。やってみればちゃんと写るんですね。それにても立派な球状星団です。私はいままでこの星団を目で見たことはありません。というか、ここからでは見えるわけがないと思っていたので、見ようともしていなかったんですね。CCDはこういう極限状態に非常に強いことがまたもや立証されてしまいました。

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