愛知県岡崎市のアマチュア天体観測家 山本 稔氏は、4/26未明に200mmレンズ+黄緑フィルターで撮影した35mmフィルムから、いて座に8.6等の新星らしい天体を発見しました。翌27日に八ヶ岳南麓天文台の串田氏により同定観測されています。串田氏の測定した位置は次の通りです。

  α = 18h07m36s.22   δ = -27゜20'13".5  (J2000.0)

 山本氏が過去にこの領域を撮影した23枚の写真には、この位置には10.6等以上の天体は写っていないということです。

 位置としては、干潟星雲M8の約3゜南南東ですから、500mmクラスの直焦点撮影でもM8と同じ写野に入ります。最近この付近を撮影した写真をお持ちの方は、是非写真をチェックしてみてください。もし写っていましたらご報告をお待ちしています。

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