アメリカ・カリフォルニア州アンツァのW. Johnson氏は、5/16にうみへび座の小宇宙NGC2935を撮影したCCD撮像から、16等の超新星が出現しているのを発見しました。報告を受けてESOのS. Benetti・M. Turatto及びSTScIのS. Moehlerが同定観測を行い、仮符号SN1996Zが付けられました。
 NGC2935は、α=9h36m.7 δ=-21゜08' (J2000.0)にあり、超新星は銀河中心から南に70"のところに出現しています。CCDによる分光観測では、Ia型の新星で21−25日ごろに最大光度になるだろうと予想されています。
 冷却CCDによる絶好の観測対象です。是非観測してみてください。

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