冷却CCDと自動導入機により続々と超新星を発見している、富山県富山市の青木昌勝氏が、12/15に撮影したCCD画像から、2つの小宇宙から別々に超新星が出現しているのを発見しました。
 1つは、みずがめ座の小宇宙 NGC7300(12.7等)に、16.5等の超新星が出現しているのを発見しました。仮符号はSN1996caとなります。超新星の位置は次のとおりです。

  α=12h30m59s.26  δ=-13o59'50".9  (J2000.0)

 この位置は、小宇宙の中心から西に8.7"・北に20.5"の位置になります。

 そして、続けて同夜こじし座のNGC3510(13.6等)に、16.5等の超新星が出現しているのを発見しました。仮符号はSN1996cbとなります。超新星の位置は次のとおりです。

  α=11h03m41s.98  δ=+28o54'13".7  (J2000.0)

 この位置は、小宇宙の中心から西に20.9"・北に65.7"の位置になります。

 青木氏による超新星の発見はとどまるところを知りません。冷却CCDと自動導入機による、最も効率のよい検出方法で、これからもどんどん見つけられていくと思います。是非皆さんもチャレンジしてみてください。追いつけ!追い越せ!ですよ!。


最近の天文現象・新天体情報等へ戻る