サッカーでスタンドから応援しながら選手達を追いかけたり、野球でバッターボックスに入る選手やマウンドの投手の表情を確かめたり・・・、山でみた美しい風景に感動したり、野鳥たちの様子を遠くから伺ったり・・・、コンサートやミュージカル・演劇・芝居などの舞台鑑賞で、歌手・ミューシャンや役者の表情や動きを見る・・・。双眼鏡は様々なシチュエーションでたくさんの興奮や感動を私達に与えてくれます。

　その気持ちをもっとたくさんの人に伝えたい。そこで、双眼鏡に超望遠のデジタルカメラを取りつけてしまいました。アメリカMeade社が発売したビノショット（アメリカ商品名"Capture View"）は、持ち運びに便利なコンパクト双眼鏡のの中央に、超望遠デジタルカメラを内蔵した画期的な製品です。双眼鏡で見たそのままを、デジカメの画像として切り取ることができる、正に「Capture View」（視野を捕えるの意味）です。

　双眼鏡部は、倍率8倍・口径22mmで、ダハプリズムを使った非常にコンパクトなボディになっています。昼間の風景やスタジアムなどの明るい場所では、この口径でも十分です。視野は7゜とこのクラスの双眼鏡では広視界で、サッカーなど動きの速いスポーツでも、選手の動きを見逃すことがありません。
　ボディーはアルミダイキャスト製で各可動軸もしっかり設計されており、安価なコンパクト双眼鏡にありがちな光軸のズレや迷光の進入もありませんから、コントラストの高い像を見ることができます。但し、口径が小さいため、朝夕の薄暗い時や日影になる場所の観察・夜間の使用には適しません。

　デジタルカメラ部分は、双眼鏡の中央部分に取りつけられています。30万画素の高感度CMOSカラーCCDを搭載し、640×480の解像度（Highモード時　Lowモード時は320×240）で撮影することができます。写野は双眼鏡の視野より少し広めの8゜（35mm版カメラで400mm相当）となっており、見た対象を逃さないように工夫されています。レンズの明るさはF5.6固定で、明るさに応じてシャッタースピードを自動調節します。

　撮影した画像は、内蔵の8MBのRAMに約40枚(Highモード時　Lowモード時は約200枚）保存することができ、専用のUSBケーブルを使ってパソコンに取り込むことができます。パッケージにはWindows 98/Me/2000/XP対応のドライバ（TWAIN対応）と、画像取り込みソフト（「ULEAD Photo Express」英語版）が付属しています。TWAINドライバをインストールすれば、付属のソフト以外でも、TWAIN対応の画像処理ソフト等で直接カメラから画像を読み込むことができます。また、パソコンに接続した状態で、画面上の"SNAP"ボタンをクリックしてその時見えている対象を撮影することもできます。

　これだけの機能を搭載して、わずか250g（単四乾電池２個別）の軽さに抑えていますから、バッグに入れて毎日持ち歩くこともできます。「なんだろう」と思ったものに向けて、"Capture View"してみるのも面白いですね。あなたの興奮と感動をお友達やご家族の方といっしょに楽しんでみてはいかがでしょう？。

　当社にて販売しているビノショットは、日本国内の正規輸入代理店による製品検査を受けた製品で、１年間のメーカー保証がつきますので安心してお使いいただけます。