Meade LXD-55 天体自動導入機搭載
ドイツ型赤道儀&シュミットニュートン望遠鏡
本体の販売は終了しました。
オプションは
LXD75シリーズのページよりご注文下さい。

 アメリカMeade社の2001年モデルとして発売されたLXD-55シリーズ。アメリカ国内では爆発的な売れゆきで大量のバックオーダーがあったため、日本にはなかなか入荷しませんでした。

 日本で発売されているのは、口径15cmと20cmのシュミット・ニュートン式反射望遠鏡を搭載したLXD-55 SN-6EC(15cm)・SN-8EC(20cm)と、他社の鏡筒やお手持ちの鏡筒等が取りつけられるLXD-55赤道儀・三脚のセットです。いずれのセット天体自動導入コンピュータ「オートスター」を標準装備し、このクラスでは最も安価で大口径の望遠鏡です。

●汎用性の高いドイツ型赤道儀

 Meade LXD-55シリーズの最大の特徴は、その架台にあります。Meadeのベストセラー商品であるシュミットカセグレン望遠鏡のLX90-20LX200GPSシリーズでは、フォーク型経緯台の架台に天体自動導入装置を搭載したシンプルな構成で、設置組立の簡単さから多くの方に好評をいただいています。その天体自動導入技術を、昔ながらのドイツ型赤道儀に搭載したのが、このLXD-55シリーズです。

 ドイツ型赤道儀の利点は、鏡筒を自由に交換できる点にあります。鏡筒取付部は、ビクセンGPシリーズなどで使用されているアリガタ・アリミゾ台座になっており、標準で搭載された望遠鏡以外にも、各メーカーから発売されている鏡筒を搭載することができるます。眼視観測用や写真撮影用・あるいは星雲星団用・惑星用など使用目的に応じて望遠鏡を交換して使用することができます。


Meade LXD-55赤道儀
天体自動導入対応モータードライブを標準装備


暗視野照明付極軸望遠鏡も標準装備

付属のオートスターを接続して天体自動導入を行う場合、極軸望遠鏡を利用した1スターアライメントと、極軸望遠鏡を使用しなくても使用できる2スターアライメントの選択が可能。

鏡筒の重量も重く、バランスウェイトなどもあるため、LX90-20などに比べて消費電力が大きく、乾電池での使用はあまりおすすめしません。実際の使用ではなるべく別のバッテリをご用意下さい。


20cmモデルの鏡筒
UHTC仕様の補正版と2インチアイピースに対応した接眼部


日本発売分は全てUHTC仕様

●大口径ながらシンプルな鏡筒部

 日本で発売になっているLXD-55シリーズには、15cmと20cmとの2タイプのシュミット・ニュートン式反射望遠鏡が搭載されています。光を集める凹面鏡と、光軸を筒外に曲げる平面鏡の組み合わせによる最もシンプルな光学系であるニュートン式反射望遠鏡に、Meadeが創業時から手がけてきたシュミットカセグレン式反射望遠鏡のノウハウから作られたシュミット補正板を鏡筒の対物側に装備し、短焦点ながら非常にシャープで周辺部までフラットな像を得ることができます。

 補正板には、Meadeが新開発したUHTC(Ultra Hi-Transfer Coating 超高透過性コーティング)が施されており、従来のコーティングに比べて約30%透過効率がUPしました。これにより、よりコントラストが高い像を得ることができるようになりました。

 接眼部は2インチサイズのアイピースも使用できるしっかりしたドロチューブが装備されています。オプションのMeade SW32mmでは、実視界はなんと2.7度の広視界となります。プレアデス星団(すばる)やアンドロメダ大銀河などの大きく広がった対象でも、全体をすっぽりと見ることができます。大口径の明るい像と広い視界は、星雲星団を見るには最適です!。

シュミットカセグレン式のLXシリーズ同様、補正板は夜露の影響を受けやすく、また、シュミットカセグレンに比べて内部の機密性も高くないため、補正板の内側が曇ることもあります。実際の使用では巻きつけフードの使用をおすすめします。


下の写真の撮影風景 当社ベランダにて

●天体写真撮影にも最適な大口径・短焦点

 LXD-55に標準搭載されているシュミット・ニュートン式反射望遠鏡は、天体写真撮影にも最適です。大口径で焦点距離が短く明るいため、淡く暗い対象の多い星雲星団の撮影も、短い露出時間で撮影できるため大変有利です。一眼レフカメラ用のカメラマウントを取りつけるためのアダプタも標準で付属しています。

 また、ドイツ型赤道儀の利点を生かして、オプションを同架することにより、より高精度で長時間のガイド撮影をすることもできます。眼視観測では見ることができない遠い銀河の姿も、長時間露出の天体写真で浮かび上がらせることができるのです。

 下の写真は、当社ベランダで実際にLXD-55 SN-8ECを使用して撮影した写真です。都心から40kmと決して空の条件の良い場所ではありませんが、簡単にこの程度の写真を撮ることができます。

LXD-55シリーズ単体の追尾では、標準搭載の鏡筒の直焦点撮影には精度が不足します。ガイドスコープを使用したマニュアルガイドか、オートガイダーを併用することをおすすめします。

当社ベランダでLXD55 SN-8ECを使って実際に撮影した写真

プレアデス星団M45 クリックすると拡大します

オリオン座M42 クリックすると拡大します

●簡単操作 抜群の導入精度

 天体望遠鏡を使う上で最も難しい操作が、目標の天体を視野に入れる作業です。ETXシリーズ・DSシリーズ・LX90-20で使われている「オートスター」を標準で装備。初めて望遠鏡を使う方でも、簡単に目標の天体を視野の中に入れることができます。
 LXD-55シリーズでのセットは、北極星を極軸望遠鏡に導入し、望遠鏡をホームポジションに合せるだけ。建物や山などで北極星が見えない場所では、だいたいの北の方角に向けるだけでもOK!。あとは、オートスターが自動的にいま見えている星の中から2つの星を選んで、その近くまで移動します。そして、その星を視野の中心に入れてEnterキーを押せば、オートスターはいま見えるすべての星の位置を自動的に計算してしまいます。あとは、内蔵された30,223個の天体データを呼び出してGotoキーを押すだけで、自動的に天体を視野に入れてくれます。
 もちろん、パソコンとの連動もOK!。パソコンの画面上の天体をクリックするだけで、その天体を視野の中に導入することができます。また、インターネットから必要なソフトウェアをダウンロードすることにより、将来データベースやファームウェアをバージョンアップすることも可能になっています。

●安心の国内保証

 当社にて販売しているLXD-55シリーズは、日本国内の正規輸入代理店による製品検査を受けた製品で、1年間のメーカー保証がつきますので安心してお使いいただけます。

機種 口径 焦点距離 付属アイピース
(倍率)
重量 オンラインショッピング価格
LXD55 SN-6EC 152mm 760mm SP26mm(29倍) 約22kg

\170,100
(税別\162,000)

LXD55 SN-8EC 203mm 812mm SP26mm(31倍) 約26kg

\199,500
(税別\190,000)

LXD55赤道儀・三脚のみ(オートスター標準付属) 約14kg

\117,600
(税別\112,000)


LXD-55 天体写真撮影セット
ベース望遠鏡 マニュアル/オート仕様

オンラインショッピング価格

LXD55 SN-6EC マニュアルガイド仕様

\214,200
(税別\204,000)

オートガイド仕様

\294,000
(税別\280,000)

LXD55 SN-8EC マニュアルガイド仕様

\243,600
(税別\232,000)

オートガイド仕様

\323,400
(税別\308,000)

●マニュアルガイド仕様セット内容 
 望遠鏡本体・ガイドスコープ(ビクセン サブスコープ60S)・カメラマウント(各社用)・ガイドアイピースPL9mm

●オートガイド仕様セット内容 
 望遠鏡本体・ガイドスコープ(ビクセン サブスコープ60S)・カメラマウント(各社用)・オートガイダーPictor201XT

※実際の撮影には、上記セット以外に一眼レフカメラなどの撮影用品が必要になります。撮影用品は天体写真撮影セット入門編をご覧ください。また、ガイドスコープ・オートガイダー等については、天体写真撮影セット 上級編(直焦点撮影)をご覧ください

※オンラインショッピング価格には、送料が含まれています。

標準付属品 
 オートスター・6×30ファインダー・SP26mmアイピース・2インチアイピースホルダー・Tリング(カメラマウント)取付ホルダー
 (※電源に使用する単一アルカリ乾電池8本は別途お求め下さい)

オプション (オプションのみご注文の場合は送料\500を別途いただきます)

カメラマウント(各社用) カメラアダプタと併用  カメラの機種名をお知らせください

\1,575
(税別\1,500)

デジカメアダプタ2 各社のデジカメを取りつけるアダプタ

\12,600
(税別\12,000)

アイピース SP6.4mm(15cm:121倍 20cm:129倍)

\13,125
(税別\12,500)

SP9.7mm(15cm:78倍 20cm:84倍)

\13,125
(税別\12,500)

SP12.4mm(15cm:61倍 20cm:65倍)

\13,125
(税別\12,500)

SP15mm(15cm:51倍 20cm:54倍)

\13,125
(税別\12,500)

SP20mm(15cm:38倍 20cm:41倍)

\14,700
(税別\14,000)

SP26mm(標準付属品)(15cm:29倍 20cm:31倍)

\14,700
(税別\14,000)

SP40mm(15cm:19倍 20cm:20倍)

\18,900
(税別\18,000

SW32mm(15cm:24倍 20mm:25倍 2インチ広視界)

\43,050
(税別\41,000)

ムーンフィルターND96 20cmの大口径で月を見ると大変まぶしいため、このフィルターで減光してご覧になることをおすすめします

\2,415
(税別\2,300)

LPI/AutoStar Suite アイピースの代わりに接眼部に差し込んで、パソコンに月や惑星などの画像を映し出すカメラとソフトのセット #497オートスターと接続してパソコンから望遠鏡を同時制御可能 ソフトは英語版 日本語版マニュアルCD-RO添付

\20,790
(税別\19,800)

巻きつけフード 樹脂製の巻きつけフード 補正板を夜露などから守ります

15cm用
\10,500
(税別\10,000)
20cm用
\10,500
(税別\10,000)

ポータブル電源SG-1100 乾電池の代わりに使用する外部バッテリー 下記のシガライターコードと併用

\13,440
(税別\12,800)

シガライターコード 乾電池の代わりに車のバッテリーから電源を取る場合に使用するコード

\3,150
(税別\3,000)

パソコン接続ケーブル(DOS/V用) パソコン(Windows系)と接続するケーブル ※下記参照

\7,140
(税別\6,800)

Macintosh用パソコン接続ケーブル パソコン(シリアルポートを持つMacintosh)と接続するケーブル ※下記参照

\6,300
(税別\6,000)

ステラナビゲータ7 Windows98SE/ME/NT4.0/2000/XPで使用できる天文シミュレーションソフト オートスターを制御できる

\15,750
(税別\15,000)
ケーブル付
\18,900
(税別\18,000)

"Starry Night" Deluxe Edition 日本語版 Macintosh用天文シミュレーションソフト 同梱のInfo Genie LX200 Plug-inプラグインでオートスターを制御できます

\12,600
(税別\12,000)

Meadeナビゲーター LXD-55をパソコンからコントロールするソフト Windows95 98 Me NT4.0 2000 XP対応 ケーブル付

\14,175
(税別\13,500

 パソコンとLXD55を接続し制御する場合、専用のケーブルとソフトが必要です。Meadeナビゲータは、ケーブルとソフトがセットになっています。その他、下記のソフトウェアにて動作を確認しております。下記のソフトウェアをご使用の場合は、上記ケーブルのみを別途お求めください。
Windows
 ●Starry Night Pro + Astronomer's Control Panel (Starry Night CD-ROMに同梱)
 ●EPOCH2000SK
 ●ステラナビゲータ for Winodows 各バージョン
 ●THE SKY 日本語版 英語版 各バージョン(J2.0以前は別途モジュールが必要)
Macintosh
 ●Starry Night Pro英語版またはDeluxe日本語版 + Info Genie LX200 Plug-in (Starry Night CD-ROMに同梱)
 ●Voyager 3 または Voyager 2 + SkyPilot

☆"Starry Night"はカナダ Sienna Softwareの製品です。Macintosh版のみ日本語版があります。こちらのサイトよりお試し版をダウンロードできます。

☆アストロアーツ製「ステラナビゲータ」用望遠鏡制御モジュールは、アストロアーツHomePageからダウンロードしてください。

本体の販売は終了しました。
オプションは
LXD75シリーズのページよりご注文下さい。

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