チリのアマチュア天体観測家 W. Liller氏は、3/22に85mmレンズ+オレンジフィルターで撮影した3コマの35mmフィルムから、いて座に7.8等の新星らしい天体を発見しました。翌23日に八ヶ岳南麓天文台の串田氏や富山市の青木氏などにより同定観測されています。串田氏の測定した位置は次の通りです。

  α = 18h21m40s.47   δ = -27゚31'38".0  (J2000.0)

 Liller氏がこの領域を3月18日に撮影したときには、この位置には11.5等以上の天体は写っていないということです。
 最近この付近を撮影した写真をお持ちの方は、是非写真をチェックしてみてください。もし写っていましたらご報告をお待ちしています。
 当社取り扱いソフト「MegaStar Ver.3 日本語版」により作成したこの付近の画像はこちらをご覧ください。このような天体の同定には大変便利なソフトです。

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