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日本で「星雲」と呼ばれている天体は、夜空に光る雲のような天体を総称してこのように呼ばれているため、全天に無数に存在します。そのうち、地球や太陽を含む私達の銀河である「天の川銀河」(milky
way galaxy)の外側に無数に存在していて、かつて「小宇宙」と呼ばれていた天体は、現在は「銀河」(英語でgalaxy)とよばれています。銀河は、「天の川銀河」と同じようなたくさんの星のあつまりで、宇宙空間いっぱいに様々な形や大きさのものが広がっていると考えられています。
一方、「天の川銀河」の中に存在する「星雲」は、「星間ガス」と呼ばれる物質が、互いに干渉しあって光を放つっている「発光星雲」と、宇宙空間にある何らかの物質が、その近くにある明るい星に照らされて光る「反射星雲」と呼ばれるものがあります。このうち、「発光星雲」は、その星間ガスの分子構造によって特定の色(波長)で輝きます。このため、その光の波長を調べることによって、その星間ガスの物質を特定することができます。
●波長とは・・・・
光は、私たちの目や写真のフィルムやCCDなどの光を感じるものに対して、細かい「波」として伝わっています。これは、音が私たちの耳に届くことや、電波がテレビやラジオに届くのと同じしくみです。その波の1回分の長さのことを、音や電波では時間を単位にして「周波数」で現しますが、光では「波長」という距離で現します。単位はnm(ナノメートル)と言って、その距離は1/1000000000mと、とても細かい波です。
私達が目にすることができる発光星雲には、地球上の酸素分子と同じ構造のものが発光していると考えられる「OIII」(オー・スリー)と、水素分子が発光していると考えられる「Hα」(エイチ・アルファ)「Hβ」(エイチ・ベータ)などがあります(HII=エイチ・ツー・HIII=エイチ・スリーという場合もあります)。
一方、天の川銀河の中には星間ガスによる星雲以外にもたくさんの星が光り輝いています。星たちの光はさまざまな色(波長)で光っていますから、無数に星がある天の川銀河全体では、特定の「色」は持っていません。天の川銀河の中にある発光星雲は、その背後に無数に広がっている天の川銀河全体の星の光の中に見えていることになります。
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