ISON彗星(C/2012 S1)は消失・・・
ラブジョイ彗星(C/2013 R1)は明け方の空で最後の姿

※このページは2013年末から2014年はじめに出現したラブジョイ彗星(C/2013 R1)のページです。2014年末から地球に接近中のラブジョイ彗星(C/2014 Q2)については
こちらのページをご参照ください

 ロシアを中心とした世界各国で構成する国際科学光学ネットワーク(International Scientific Optical Network)に所属する、ベラルーシのフィタル ネフスキVitali Nevski 氏とロシアのアルチョム ノヴィチョノクArtyom Novichonok 氏は、同ネットワークにあるロシア南西部にあるキスロヴォーズクにある40cmF3望遠鏡で、9月21日(世界時)にふたご座付近を撮影した画像に、19等の移動する彗星のような天体があるのを検出しました。

 この発見を受け、各国の天文台等により確認観測がされ、確定符号C/2012S1(2012年9月後半に発見された1番目の彗星)がつけられました。これにより計算された軌道を遡ると、2011年11月にオーストラリアのレモン山天文台の1.5m望遠鏡で撮影された画像と、2012年1月にハワイのPan-STARRS 1 1.8m望遠鏡で撮影された画像にも写っていたことがわかりました。

 世界各国の確認観測では、17.5等から19.9等と明るさにばらつきがあり、まだ太陽から6.6AUと遠いところにあるため、現時点ではこの彗星がどの程度の大きさがあるかはわかりません。しかし、これまでの観測データから、2013年11月28日に太陽に約0.012AUまで接近し、その後の12月下旬に地球から約0.43AUまで接近することがわかりました。この前後には、現在見えている明るさから予想した場合、0〜4等と肉眼でも見えるほどに明るくなるかもしれません。地球と太陽・彗星の位置関係により、北半球からは太陽に近づく前と近づいた後の両方で見ることができます

 2013年は、3月に太陽に接近するパンスターズ彗星(C/2011L4)もあり、彗星の当たり年になりそうですね。今からしっかりと準備をしておきましょう!。

(2012年9月25日 10:00)

地球付近のISON彗星(C/2012S1)の軌道と5日ごとの移動の様子
太陽と最も近づくのは日本時間11月29日未明(約0.012AU)で、地球に最も近づくのは12月27日(約0.43AU)です。
(Java Scriptの関係で上の画像が見られない方はこちらをクリックしてください)

●コラム● 「AU」ってなに?

 上の解説文の中に「AU」という単位が何度か出てきますね。これは、「天文単位」(Astronimical Unit)という距離を示す単位です。1AUは、太陽と地球の平均距離(149,597,870.7km)で、主に太陽系天体の距離を現すときに使用します。光はこの距離を約8.3分で到達します。つまり、私たちが受けている太陽の光は、約8.3分前に太陽から発せられた光ということになります。


 パンスターズ彗星(C/2011L4)は最大の予想よりは明るくならなかったものの、長い尾を引いて私たちの眼を楽しませてくれていますが、今年11月に太陽に接近するこの彗星も、少しずつ明るくなってきています。現在はふたご座付近に見えています。

 フランス中部ののセーヌ=エ=マルヌに観測所を持つジャン=フランソワ スーリエ氏(Jean-Fran?ois Soulier)が、3月8日に30cm反射望遠鏡と冷却CCD+赤フィルターで撮影したのが右の画像です。まだ太陽から4.5AUと遠いため、像はまだまだ小さいですが、すでに彗星らしい形に見えています。スーリエ氏の観測では、明るさを15.7〜15.9等としています。

 この明るさから見積もると、近日点通過前の11月21日の明け方に地球に約0.86AUまで近づき、2等級くらいで見られそうです。この後太陽に接近しながら急速に明るくなり、11月25日の日の出1時間前で0等級・さらに近日点通過後の12月5日の日の出1時間前で1等級・そして12月27日の明け方に最も地球に近づき(約0.43AU)、大きく広がった尾を見せてくれそうです。但し、彗星の光度予想は非常に難しく、必ずしも予想通りには明るくならないこともあります。いずれにしても、早めに準備をして彗星の到来に備えましょう!。

(2013年3月23日)

●コラム● 「彗星」ってどんな天体?

 彗星(すいせい)は、地球や他の惑星たちと同じ、太陽系天体のひとつです。太陽系の周囲にあると考えられている「カイパーベルト」や「オールトの雲」から、太陽の重力に導かれて太陽に接近すると考えられています。太陽に近づいた後は、再び宇宙のかなたに去っていってしまうため、ほとんどの彗星は1回しか私たちの前に姿を現しません。

 彗星の構造は、都会で雪が降ったときに作る「汚れた雪だるま」とよく似ていて、氷(水)の中にたくさんの粒子(ダスト)が含まれた状態になっていると考えられています。これが太陽に近づいて、太陽からの放射で表面が溶け出すことにより、その成分が太陽と反対方向に飛ばされて、私たちが見える「尾」として見えるわけです。

◆彗星について詳しくは、こちら(スタークリック2000年夏号)もご参照ください。13年前の記事なので、内容に多少古い記述も含まれますが、より詳しく彗星について記載しています。

 もうひとつ、彗星とよく間違われるのが、流れ星(流星)です。彗星は地球から遠く放れたところを動いていくので、見かけ上ほとんど動いているようには見えません。それに対して流星は、私たちが見上げている空を突然ひゅっと流れます。つまり、とても近いところで起こっている現象です。

 流星は、太陽の周りをまわっている地球に、たまたまその方向にあった宇宙空間の小さな粒子(ダスト)が重力に導かれて地球上に落下してくる現象で、地上から50〜200kmくらいの高さで地球の大気と反応を起こすことで光っています。宇宙の規模から考えると、ほぼ私たちの地球上で起こっていると考えても良い現象です。

 ただ、流星と彗星がまったく無関係であるかというと、そうでもありません。「流星群」と呼ばれるものは、彗星の放出した粒子(ダスト)の中に、偶然地球が入り込んでいくことにより起こります。このようにして、立体的に宇宙を考えてみると、宇宙がとても面白いものに感じられてくるのではないかと思います。


2013年9月6日未明のISON彗星(C/2012 S1)
右の画像は左の写真を元に光度比較用に画像処理したもの
Meade LS-15 + F6.3レデューサ 55秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
富士山須走口五合目にて

 地球との位置関係により、しばらく太陽の向こう側にいってしまい見えなかった彗星が、いよいよ明け方の東の空に見えるようになってきました。月明の影響がなくなったタイミングで、富士山まで行って撮影してきました。もっと大きな望遠鏡や冷却CCDカメラで撮影した画像は、すでに数多く出ていますが、Meade LS-15と市販のAPS-C一眼レフデジカメの組み合わせで、なんとか撮影することができました。まだ高度が20度くらいしかなく、時折雲が通過して空もけしてよい条件ではなかったため、彗星の存在がわかるだけで、尾がはっきり写る状態ではありません。 

 この写真に写っている周辺の星との明るさで比較すると、まだ14等星くらいでしょうか。予想よりはちょっと暗いような感じがします。まだ太陽に接近するまで2ヶ月以上ありますから、まだ正確な予想をすることは難しいですが、近日点通過前の11月21日の明け方には3等級くらいで見られそうです。但し、彗星の光度予想は非常に難しく、必ずしも予想通りには明るくならないこともあります。いずれにしても、早めに準備をして彗星の到来に備えましょう!。

(2013年9月6日)


 前回の撮影から1ヶ月が経ち、月明の影響がなくなり台風22号が東に去った昨日、富士山まで行ってきたのですが、明け方近くから雲が広がり始め、残念ながら捉えることができませんでした。

 右の写真は、オーストリア中部シュティクセンドルフのアマチュア天文家ミヒャエル イェーガー(Michael Ja:ger)氏が、10月3日に20cmF2.8シュミットニュートン式望遠鏡と冷却CCDカメラで撮影したISON彗星(C/2012 S1)です。9分露出した画像を4枚コンポジットしていますので、彗星は若干移動しています。

 明るさは先月と比べて太陽に近づいた分明るくなっていますが、それでも12〜13等星くらいで。当初の予想よりだいぶ暗い状態です。まだ太陽に接近するまで1ヵ月半ありますから、まだ正確な予想をすることは難しいですが、あまり期待しないほうがいいかも?という気もしてきています。一部の専門家では、テイバー彗星(C/1996 Q1)やLINEAR彗星(C/1999 S4)・へーニッヒ彗星(C/2002 O4)等のように消滅してしまうのではないかという意見も出ています。

 しかし、彗星の光度予想は非常に難しく、今後どのような変化をするかはまったくわかりません。いずれにしても、早めに準備をして彗星の到来に備えましょう!。

(2013年10月4日)


2013年10月14日未明のISON彗星(C/2012 S1)
左は300mmF4レンズ nano tracker使用 30秒露出
右はMeade LS-15 + F6.3レデューサ 30秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
長野県八千穂高原にて

 連休の家族旅行にあわせて、八ヶ岳まで行って撮影してきました。今回は、300mmカメラレンズとMeade LS-15の両方で撮影してみました。9月6日の写真ではただの点ですが、今日は尾もはっきりと写り、水イオンが発する緑色の光が取り巻いているのもわかり、だいぶ彗星らしい姿に見えるようになってきました。彗星のように拡散している天体では、拡大率の低い300mmのほうが明るく写ります。それでも周りの星と比較すると、300mmでは12等くらい・Meade LS-15では13等星くらいの明るさに見え、やはり当初の予想よりだいぶ暗い状態です。

 現在彗星は、太陽から約1.40AU・地球から約1.77AUの距離にあります。この距離は、今年3月に太陽に接近したパンスターズ彗星(C/2011L4)の5月中旬から下旬ごろの距離とほぼ同じです。上の左の写真を撮影した300mmレンズで、パンスターズ彗星(C/2011L4)を5月22日に撮影した写真が上記リンク先にありますが、これと比較すると、ISON彗星(C/2012 S1)がいかに暗いかが良くわかります。このままの明るさを維持すると、近日点通過前の11月21日の明け方に6等級くらいという見積もりになります。しかし、まだ太陽に接近するまで1ヵ月半あり、特にこの彗星の場合は太陽に0.012AUまで接近するので、その前後で大きく変化する可能性もあります。これからも彗星の変化に注目していきましょう。

(2013年10月14日)


2013年10月31日未明のISON彗星(C/2012 S1)[左]と
ラブジョイ彗星(C/2013 R1)[右]
Meade LS-15 + F6.3レデューサ 30秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
富士山須走口五合目にて

 いよいよ近日点(太陽に最も近づくとき)通過まで1ヶ月を切りました。前回から2週間が経ち、少しは明るくなったかなぁ・・・と期待して撮りに行ってみました。10月14日よりは少し明るくなっていますが、全体の印象はやはり・・・暗いです。この写真から見たところでは、11〜12等程度でしょうか。当初の予想よりだいぶ暗い状態です。

 現在彗星は、太陽から約1.03AU・地球から約1.26AUの距離にあり、前回よりかなり近づいているのですが、明るさの上昇は期待されているようには行っていないようです。

 一方、今年9月7日にオーストラリア ブリスベーン在住のアマチュア天文家 テリー ラブジョイ(Terry Lovejoy)氏によって発見されたラブジョイ彗星(C/2013 R1)は、現在明け方の高い空(こいぬ座付近)にあって、核光度で11〜12等・全光度で9〜10等と明るく見えています。現在太陽から1.26AU・地球から0.66AUにあり、地球との距離が近いこともあり大きく拡散して見えています。

 ラブジョイ彗星(C/2013 R1)は、この後、11月20日前後に地球から0.4AUまで接近し、このころには6〜7等くらいで見ることができそうです。さらに12月23日には太陽に0.81AUまで接近します。このころには、ISON彗星(C/2012 S1)と明け方の東の空に並んで見えることになります。太陽からの距離が少し遠いため、劇的な変化は起こらないかもしれませんが、日本を含む北半球からはとても良い条件で見ることができます。こちらのほうも注目していきましょう。

(2013年10月31日)


2013年11月12日未明のISON彗星(C/2012 S1)
Meade LS-15 + F6.3レデューサ 30秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて

2013年11月12日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
上から順にMeade LS-15 + F6.3レデューサ 15秒露出
300mm F4レンズ 30秒露出
50mm F2レンズ 30秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて

 前回から2週間が経過し、ISON彗星(C/2012 S1)は近日点(太陽に最も近づくとき)通過まで17日になりました。富士山は傘雲がかかりそうだったので、木枯らし一号が吹いて良い空が望めそうな堂平山まで行ってみました。予想通りとても良い空で、天頂付近は6等星まで見えていました。少し風が強くて三脚がぶれて、300mmでは星像がゆがんでしまっています。

 どちらの彗星も、前回よりは明るくなっていますが、ラブジョイ彗星(C/2013 R1)はFH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができました。撮影した写真から見ると、核光度で7〜8等・全光度で6等〜7等ではないかと思います。肉眼ではギリギリ見えない感じです。この後、11月20日前後に地球から0.4AUまで接近し、このころには5〜6等くらいで見ることができそうです

 一方ISON彗星(C/2012 S1)も明るくはなっているのですが、やはり当初の予想からはかなり暗い状態が続いています。写真の左下にほぼ同じ明るさで並んでいる2つの星が10等ですので、核光度で11〜12等・全光度で10〜11等でしょうか。

(2013年11月12日)


2013年11月16日未明のISON彗星(C/2012 S1)
左上 300mm F4 15秒露出  右上 135mm F4 10秒露出
左下 50mm F2 8秒露出   右下 17mm F4.5 10秒露出
APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県日高市にて

 11月14日にヨーロッパの複数の観測者から、ISON彗星(C/2012 S1)がアウトバーストを起こしているという情報が入り、天候が回復した今朝見に行こうと思っていたのですが、寝坊しました(苦笑)。それでもなんとか薄明が始まる前に市内の高台に行ってみてきました。

 急激に明るくなって尾も長くなっています。前回300mmでの写真を撮っていないので比較ができませんが、明らかに何らかの変化が起こっています。

 どちらの彗星も、FH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができました。撮影した写真から見ると、核光度で5〜6等・全光度で4等〜5等ではないかと思います。ただ、これからしばらくは月の影響があるので、肉眼で見つけるのは厳しいかもしれません。いずれにしても、引き続き要注意です!。

(2013年11月16日)


 昨日寝坊して山に登れなかったため、月明の影響を承知の上で堂平山まで行ってきました。月明と多めの水蒸気の影響で、かなり空は明るかったですが、それでもどちらの彗星もFH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができました。写真に撮るととても美しい尾が写りますが、月明の影響で双眼鏡では尾を見ることはできませんでした。撮影した写真から見ると、核光度で5〜6等・全光度で4等〜5等ではないかと思います。

 これから今月下旬にかけては月の影響が大きく、彗星を見るには不適ですが、ラブジョイ彗星(C/2013 R1)は20日に地球に最も接近し、ISON彗星(C/2012 S1)は29日の近日点通過に向けてさらに大きな変化が起こることも考えられます。是非継続して彗星に目を向けてみてください。

2013年11月17日未明のISON彗星(C/2012 S1)
Meade LS-15 + F6.3レデューサ 15秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて

(2013年11月17日)



2013年11月21日未明のISON彗星(C/2012 S1)
50mm F2 4秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて
彗星はほぼ中央
右上の明るい星がスピカ・左下は水星


2013年11月21日未明のISON彗星(C/2012 S1)
10cmF6ED屈折望遠鏡  15秒露出×15枚
彗星の動きに合わせてコンポジット
APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて

 前回から4日、月明の影響は相変わらずありますが、十分に見ることができる明るさを保っています。左の50mmの写真で周囲の星の明るさから比較すると、4〜5等くらいでしょうか。肉眼では見えませんでしたが、FH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができました。今日は尾も双眼鏡で確認できました。ダストの放出量が増えてきているのかもしれません。

 まだしばらくは月の影響が大きいですが、今日は薄明開始20分前に彗星を捉えることができたことを考えると、今週末の連休まではギリギリ見ることができそうです。近日点通過後の状況はまったく予想できませんから、是非今のうちに見つけてみてください!。

(2013年11月21日)



2013年11月24日未明のISON彗星(C/2012 S1)
300mm F4 2秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県日高市にて
彗星はほぼ中央 左下は東京スカイツリー


2013年11月24日未明のISON彗星(C/2012 S1)
135mm F4  2秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県日高市にて

 近日点前に見られるのは今日が最後ではないかと、市内の高台に行ってきました。遠いところに雲があり、低空にもうす雲があって厳しい条件でしたが、なんとか彗星を捉えることができました。しかし、今日は双眼鏡では見つけることができませんでした。標高が高くて透明度の良い場所ならもう1日くらい見えそうな気もしますが、かなり厳しい条件になっています。あとは近日点通過後を楽しみにしましょう!。

(2013年11月24日)


 いよいよISON彗星(C/2012 S1)が太陽観測衛星SOHOLASCO C3画像に写り始めました。彗星は、画像の右端のやや下に細い線のように写っています。彗星を迎え撃つかのように太陽からCME(Coronal mass ejection コロナ質量放射)が発生したようで、劇的な画像になっています!。

2013年11月27日13:30(日本時間)の画像
(C) SOHO / ESA & NASA
中央の白い○が太陽の大きさ
その外側の青い円は太陽を隠すディスク
ディスクの右下に広がっているのはCMEによるコロナ
左下の明るい星はさそり座のアンタレス

(2013年11月27日)


 ISON彗星(C/2012 S1)は、太陽に接近しながら、順調に明るくなっているようです。尾も長くなっていますし、コマ(先端)の部分にはアンタレスより強いストリーク(CCDから光があふれ出して線状に広がる現象)が出ていますから、少なくともアンタレスよりは明るくなっているようです。しかし、まだ現状では太陽を通過できるかまったく予想がつきません

 日本時間で今日の夜22:00過ぎからは、より太陽に近い領域を拡大撮影しているLASCO C2で彗星が捉えられるようになります。そして、明日の未明3:45に太陽に再接近します。しばらくは目が離せませんね!。

 NASAのSOHOのWeb.サーバにアクセスが集中しているようで、接続ができないときがあるようです。ESAのSOHOのWeb.サーバにもほぼ同じ内容がミラーリングされています。アクセスができない場合は、こちらも利用してください。


2013年11月28日6:32(日本時間)の画像
(C) SOHO / ESA & NASA
中央の白い○が太陽の大きさ
その外側の青い円は太陽を隠すディスク

●Solar and Heliospheric Observatory Homepage
http://soho.esac.esa.int/

●SOHO Hotshot (彗星が現れてからの画像を随時更新しています)
http://soho.esac.esa.int/hotshots/index.html/

●SOHO LASCO C2 Latest Image (LASCO C2カメラでの最新の画像)
http://soho.esac.esa.int/data/realtime/c2/512/

●SOHO LASCO C3 Latest Image (上のC2カメラより範囲の広いC3カメラでの最新の画像
http://soho.esac.esa.int/data/realtime/c3/512/

 さらに、2010年にNASAが打ち上げたSDO(Solar Dynamics Observatory)衛星に搭載された太陽からの紫外線を観測する望遠鏡AIA(Atmospheric Imaging Assembly)を使って、ISON彗星(C/2012 S1)の太陽への最接近の様子が中継されることになりました。普段は太陽に正面を向いている望遠鏡を、今回に限り彗星の動きに合わせて移動して撮影するとのことです。とても解像度の高い望遠鏡なので、迫力ある画像が見られるかもしれませんね。

●SDO | Solar Dynamics Observatory
http://sdo.gsfc.nasa.gov/

●Comet ISON Perihelion
http://cometison.gsfc.nasa.gov/

(2013年11月28日)



2013年11月28日19:12から
29日3:32(日本時間)までのLASCO C2連続画像
(C) SOHO / ESA & NASA
中央の白い○が太陽の大きさ
その外側の赤い円は太陽を隠すディスク

2013年11月29日5:36(日本時間)のLASCO C2画像
(C) SOHO / ESA & NASA
衛星からのデータをそのまま可視化しているため
リアルタイム画像とは位置が反転しています

 ISON彗星(C/2012 S1)は、SOHOやSDOからのリアルタイム画像を見る限り、太陽に最も接近する前に消失したように見えます。SDO衛星の画像には彗星が通過する兆候はまったく見られませんでした。

 しかし、SOHO LASCO C2の5:36(日本時間)の画像には、太陽を通過した後の彗星らしい姿が見えています!ラブジョイ彗星(C/2011 W3)のときも、いったんは彗星が衛星の画像から消えたように見えていたことを考えると、彗星は無事に太陽を通過した可能性もあります。引き続き、状況を見守りましょう。

(2013年11月29日 AM6:40)


 日本時間今朝早朝にNASAが「ISON彗星は消滅したかも?」というリリースを出した後、彗星は再び太陽の反対側から姿を見せています。日本でも一部で報道がありましたが、彗星は消滅していませんでした。SDOの画像に何も写っていなかったので、NASAがちょっと早く見切りをつけてしまったのかもしれません(笑)。

 右の画像は、SOHO LASCO C2の11月28日23時24分から、今朝8時24分までの40枚の画像から作った動画です。ISON彗星(C/2012 S1)は、近日点(太陽に最も近づくとき)を通過し生き残っています!。


2013年11月28日23:24から29日8:24(日本時間)までのLASCO C2連続画像
(C) SOHO / ESA & NASA

 さらに、この画像では太陽から離れるにつれて明るくなる兆候を示しています。現在、LASCO C3でもマスクの影から彗星が姿を現していますが、かなり明るくなっているように見えます。12月上旬、尾をながくたなびかせた彗星が、私たちの目の前に現れるかもしれませんよ!。

(2013年11月29日 AM9:40)


 奇跡の(?)復活劇から1日経過し、ISON彗星(C/2012 S1)は少しずつ太陽から離れながら、再び尾を広げ始めているようです。

 あえて言うとすれば、2011年のラブジョイ彗星(C/2011 W3)と比べると、明るさが少し暗いようです。そのときの動画など詳細な様子は、以下のURLで見ることができます。

●SOHO Hotshot Comet Lovejoy Grazes the Sun (and survives)
http://soho.esac.esa.int/hotshots/2011_12_12/

 もちろん、LASCO画像の明るさだけでは実際どのように見えるかはわかりません。実際の空で見えるのを、楽しみに待つことにしましょう。


2013年11月30日5:30(日本時間)の画像
(C) SOHO / ESA & NASA
中央の白い○が太陽の大きさ
その外側の青い円は太陽を隠すディスク
左下の明るい星はさそり座のアンタレス
(2013年11月30日)


2013年12月1日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
50mm F2 30秒露出APS-Cデジカメ一眼レフ
nano tracker使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて

2013年12月1日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
300mm F4 15秒露出APS-Cデジカメ一眼レフ
nano tracker使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて


2013年12月1日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
Meade LS-15 + F6.3レデューサ 15秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ
埼玉県ときがわ町 堂平山にて


2013年12月1日6:54(日本時間)の
SOHO LASCO C3画像
(C) SOHO / ESA & NASA
写野の上部やや右に、V字型に淡く光っているのが
ISON彗星(C/2012 S1)の残骸

 ISON彗星(C/2012 S1)は、近日点をなんとか通過したものの、残念ながら消失してしまいました。SOHO衛星のLASCO C3画像に、わずかに彗星の残骸が輝いているのが見えます。

 しかし、ラブジョイ彗星(C/2013 R1)は順調に明るくなっていて、引き続き明け方の空に見えています。月明の影響がなくなったので、早速見に行ってみました。FH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができ、尾も良く見えました。いったん位置がわかると、肉眼でも十分に確認できます。撮影した写真から見ると、全光度で3等〜4等ではないかと思います。これからしばらくは月の影響がなくなりますから、これから2週間の間が観望の絶好の機会です!。是非見てみてください。

(2013年12月1日)



2013年12月5日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
135mm F2.5 2秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
東京都台東区 墨田川テラスにて

2013年12月5日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
135mm F2.5 2秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
比較明合成100枚(約11分)
 東京都台東区 墨田川テラスにて

 都心にお住まいの方から、東京でも見えますか?というご質問をいただき、無責任に「見える」とは言いたくないので(笑)、実際に出かけて見てみました。風がほとんどなく、冬の東京としてはかなり水蒸気が多く、街明かりの拡散が激しくて正直に言って「最悪」な星空でしたが、FH-842RF双眼鏡で見つけることができました。但し、尾は確認できませんでした。

 上の写真では、東京スカイツリーの先端からまっすぐのばしたところに彗星が写っています。右上の写真は、この写真の前後を含めて約11分間の画像を比較明合成で重ね合わせたものです。ちょっとわかりにくいですが、周りの星とは違って少しぼやけた感じの星が線になって写っているのがわかると思います。

 今回見に行った場所は、都心の中でも特に街明かりが明るい地域ですので、周囲に明かりが少ない公園の広場などで見れば、もっと良い条件で見られるはずです。また、この写真は朝4時前後に撮影していますが、もう1時間遅ければ、彗星はもっと高い位置に来るので、大気の影響も受けにくくなり、さらに北風が入って透明度が上がれば、双眼鏡を使えば尾も見えるのではないかと思います。


2013年12月5日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
50mm F2 4秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
東京都台東区 墨田川テラスにて
 (2013年12月5日)


2013年12月15日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
300mm F4 15秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
nano tracker使用
山梨県身延町 本栖湖畔にて

2013年12月15日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
135mm F2.5 15秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
nano tracker使用
山梨県身延町 本栖湖畔にて

 12月1日から2週間が経ち、今日を過ぎると月明の影響が大きくなるので、八ヶ岳まで行って撮影しようと出かけたものの、季節風が強まり雪が山を越えてきてしまったため、少し移動して富士山麓の本栖湖畔で見てきました。富士山から昇る太陽を狙って撮影に来ているカメラマンに混じって、彗星撮影をしてきました(笑)。右上の写真では、左上に球状星団M13を入れてみました。

 地球からの距離が少し遠くなったので、見かけの大きさは小さくなっていますが、FH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができ、尾も良く見えました。いったん位置がわかると、肉眼でも十分に確認できます。撮影した写真から見ると、全光度で3等〜4等ではないかと思います。

 これからしばらくは、明け方の空に明るい月が入りますから、少し空が明るくなりますが、彗星は十分な明るさがありますから、月明の中でも見ることができるはずです。彗星は12月23日に太陽に最も接近しますが、月明の影響がなくなる月末以後も十分見ることができると思います。但し、地球からの距離も離れていくので、その後は急速に暗くなっていくと思われます。なるべく早めに捉えたいですね。


2013年12月15日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
30mm F2 4秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
山梨県身延町 本栖湖畔にて
 (2013年12月15日)


2013年12月23日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
300mm F4 15秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
nano tracker使用
長野県 野辺山高原にて

2013年12月23日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
30mm F2 4秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
長野県 野辺山高原にて

 彗星の近日点通過にあわせて、クリスマス前の家族旅行を兼ねて八ヶ岳まで行って撮影してきました。月明がとても明るく、彗星の長い尾を見るにはかなり厳しい条件ですが、それでもFH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができ、尾も見えました。いったん位置がわかると、肉眼でも十分に確認できます。撮影した写真から見ると、全光度で3等〜4等ではないかと思います。

 29日ごろまで、明け方の空に明るい月が入りますから、少し空が明るくなりますが、彗星は十分な明るさがありますから、月明の中でも見ることができるはずです。但し、地球からの距離も離れていくので、その後は急速に暗くなっていくと思われます。なるべく早めに捉えたいですね。

 (2013年12月23日)



2013年12月29日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
300mm F4 15秒露出 APS-Cデジカメ一眼レフ
nano tracker使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて

2013年12月29日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
Meade LS-15 + F6.3レデューサ 30秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて

 年末年始は撮影の時間が取れないため、月明の影響が少なくなった今日見に行ってみました。FH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができ、尾も良く見えました。いったん位置がわかると、肉眼でも十分に確認できます。近日点を通過し、太陽からも地球からも遠ざかるため、見掛けの大きさも明るさも急速に暗くなってきます。これからしばらくは月の影響がなくなりますから、これから2週間が観望の最後の機会になるかもしれません。是非見つけてみてください。

 (2013年12月29日)


 明日からは明け方に再び月が回ってくるため、年明け後初めて、今朝彗星を見に行ってみました。最初は堂平山に登ったのですが、西から低い雲が流れ込んできてしまったため、再び山を下りて、途中の少し開けた場所で撮影しました。

 今日もFH-842RF双眼鏡で簡単に見つけることができましたが、だいぶ距離が遠くなったため、全体像はかなり小さくなってきています。また、肉眼では位置を確認することはできませんでした。

 近日点を通過し、太陽からも地球からも遠ざかるため、見掛けの大きさも明るさも急速に暗くなってきます。今週と来週は明け方の空に月明かりがあるため、条件的には少し悪くなりますが、それでも双眼鏡や望遠鏡を使えば十分に見つけられる明るさです。是非見つけてみてください。


2014年1月13日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
Meade LS-15 + F6.3レデューサ 15秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県越生町にて

 (2014年1月13日)


 2月に入り月明の影響はなくなりましたが、だいぶ遠ざかって見かけの大きさも明るさもどんどん暗くなっています。今日は低空にもやがかかっていたせいもあり、双眼鏡では見つけることができませんでした。現在彗星は地球から約1.5AUの距離にあり、最も近づいた11月下旬から約4倍も遠くなっています。それでもまだ望遠鏡で見てみると、彗星特有のイオンの色を放っているのを見ることができます。

 写真の左の矢印の先にあるのは、惑星状星雲NGC6572です。一見普通の星のように見えますが、他の恒星と比較すると、青白く輝いているのがわかりますね。

 これからしばらくは月の影響がなくなりますから、まだ望遠鏡を使えば十分に見つけられると思います。是非見つけてみてください。


2014年2月3日未明のラブジョイ彗星(C/2013 R1)
Meade LS-15 + F6.3レデューサ 15秒露出
 APS-Cデジカメ一眼レフ使用
埼玉県ときがわ町 堂平山にて

 (2014年2月3日)


■彗星のみつけかた

●1月30日〜2月14日の午前5時ごろの東の空

 このファインディングチャートは東京での日の出約1時間前になる5時ごろの東の空の図です。大阪では約20分後・福岡では約40分後がほぼ同じ空になります。日付のある水色の●が、その日の彗星の位置を示します。これより早い時間や遅い時間に見るときには、チャートを見えている星と対照するように回転して使用してください。チャートには4等星までの星を載せています。彗星の位置は3日おきに記載していますので、その間の日に見るときは、それぞれの印の中間を探してください。

 ラブジョイ彗星(C/2013 R1)は、ベガやアルタイル・へびつかい座α星を目印に、その周囲の星の位置関係を見ながら探してみてください。今週と来週は、月の影響がなく観望には適しています。彗星は地球からだいぶ遠ざかり、姿も小さくなっていますので、特に双眼鏡で探す場合は、丹念に注意深く探してみてください。

 2月2〜5日にかけて、惑星状星雲NGC6572に見かけ上接近します。明るさは彗星とほぼ同じくらいですが大きさは小さいので、写真に撮ると良い対比になると思います。

 彗星を見つけるときは、下に掲載した当社オリジナル双眼鏡など、なるべく視野の広く(倍率の低く)口径の大きな双眼鏡や、2インチ広視界アイピース焦点距離の長いアイピースを使って倍率を低くした望遠鏡で探してください。望遠鏡の場合は、天体自動導入装置があると大変便利です。

 天体自動導入望遠鏡をお持ちの方は、右の座標を入力すると自動導入ができます。

●Meade AutoStarおよびAutoStar IIの場合
Object→User Object→addで上の座標を入力してデータを追加してから、その追加したデータを「Select」すると自動導入します。

※#497 AutoStar Ver.2.3以前および#494オートスターVer.1.1以前のモデルでは、タイヨウケイ→スイセイ(コメット)で軌道要素を入力する方法では、正確な位置を計算できません。その日ごとにユーザー天体を指定して座標を入力してください。

●Meade オートスターIII(LSシリーズ)の場合
Objectモード(天体の選択モード)でコントローラへの一番下にある「MODE」キーを押して現在の座標を表示してから「GOTO」キーを押して、上の座標を入力してから「ENTER」キーを押すと、目標の座標を自動導入します

ラブジョイ彗星(C/2013 R1)の座標
(日本時間5時)

日付 赤経(R.A.) 赤緯(Dec.)
1/30 18h09m.6 +08゜37'
1/31 18h10m.5 +08゜18'
2/1 18h11m.5 +07゜59'
2/2 18h12m.5 +07゜40'
2/3 18h13m.4 +07゜22'
2/4 18h14m.4 +07゜04'
2/5 18h15m.3 +06゜46'
2/6 18h16m.2 +06゜28'
2/7 18h17m.1 +06゜11'
2/8 18h18m.0 +05゜54'
2/9 18h18m.9 +05゜37'
2/10 18h19m.7 +05゜20'
2/11 18h20m.5 +05゜04'
2/12 18h21m.3 +04゜48'
2/13 18h22m.0 +04゜31'
2/14 18h22m.8 +04゜16'

ISON彗星(C/2012 S1)軌道要素

近日点通過 = 2013/11/28.77490(TT)
近日点距離 = 0.0124445 AU
近日点引数 = 345.56461
昇交点黄経 = 295.65262 (2000.0)
軌道傾斜角 = 62.39948
離心率 = 1.0000020

ラブジョイ彗星(C/2013 R1)軌道要素

近日点通過 = 2013/12/22.73084(TT)
近日点距離 = 0.8118476 AU
近日点引数 = 67.16266
昇交点黄経 = 70.71225 (2000.0)
軌道傾斜角 = 64.04053
離心率 = 0.9985326
(Ephemeris from M.P.E.C. 2013-U73  Culculated by G. V. Williams )

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