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おすすめラインナップ掲載入門用天体望遠鏡の比較写真


オンラインショッピングおすすめラインナップ掲載の入門用天体望遠鏡
右からビクセン ポルタIIA80Mf・セレストロン COSMOS 90GT WifiNexstar 4SE-J
ケンコー Sky Explorer SE-GT102MSky Explorer SE-GT100NSky Explorer SE-GT70A
 当社オンラインショッピング おすすめラインナップでは、当社スタッフが実際に使用して製品を評価し、ほんとうにおすすめできる商品だけを選んで掲載しています。
 近年、入門用としてお求めやすい価格の天体自動導入機が増え、当社にて「おすすめ」できる商品が同じ価格帯に複数掲載されるようになり、はじめて望遠鏡をお求めになる方から「選びにくい!」という声が聞かれるようになりました。

 そこで、当社おすすめセットの価格が10万円以下の製品を同時に並べて、同じ空・同じ対象を見た場合の比較テストを行ってみました。製品の比較検討の材料として、是非ご活用ください。また、このページを見てもまだ機種が絞り込めない!という方は、お気軽にこちらからお問い合わせください。
◆比較テスト画像の撮影方法

 月・木星・オリオン座大星雲M42の各天体を、当社事務所前(埼玉県日高市)にてそれぞれ同日の夜の1時間以内に、すべて同じAPS-CミラーレスデジカメをMZT824RFアイピースに取り付けて撮影しています。アイピースのズームを使って、低倍率側と高倍率側のそれぞれで撮影しました。画像のトリミング(切り抜き)は行っていません。Nexstar 4SE-Jは、接眼部に天頂ミラーが内蔵されているため、左右が逆になった裏像になっていますが、他の機種は直接接眼部にアイピースを取り付けて撮影しています。

 月と木星については、各望遠鏡にセットされている架台をそのまま使用し、実際に目でのぞいたときのイメージに近いように、露出時間や感度を調整しています。

 M42については、望遠鏡を目でのぞいたときの感じに近づけるため、セレストロン Nexstar Evolution-J架台に当該鏡筒を搭載して、経緯台モードで自動追尾し、すべて同じ感度(ISO3200)と同じ露出時間(10秒)で撮影しています。各機種の天体自動導入架台でも、この程度の時間であれば十分自動追尾で写真撮影ができますが、ビクセン ポルタIIシリーズ経緯台はモータードライブがついていませんので、このような写真を撮影することはできません。

月 MZT824RFアイピースの24mm側

ケンコー Sky Explorer SE-GT70A

ビクセン ポルタIIA80Mf

セレストロン COSMOS 90GT Wifi

ケンコー Sky Explorer SE-GT100N

セレストロン Nexstar 4SE-J

ケンコー Sky Explorer SE-GT102M
 生産が簡単で価格が安くなる長焦点アクロマート鏡筒を搭載しているポルタIIA80Mf・Sky Explorer SE-GT 70A・COSMOS 90GT WIfiは、月や明るい惑星はとても良く見えます。この程度の倍率では、ほとんど色収差も目立たず、すっきりとした像になります。
 精密球面ニュートン式のSky Explorer 100Nは、中心付近は良いピントが出ていますが、写真に撮ると目で見たときより周辺部のぼんやりした感じが、この倍率でもはっきり出てしまいます。
 マクストフカセグレン式のNexstar 4SE-JとSky Explorer SE-GT 102Mは、どちらもとてもシャープで色収差もないため透明感があり、他の機種と同時に見比べてみるとその違いがよくわかります。この2機種は、鏡筒の設計や外装は違いますが、使用しているレンズや鏡は同じものなので、見え方もほとんどかわりません。

月 MZT824RFアイピースの8mm側

ケンコー Sky Explorer SE-GT70A

ビクセン ポルタIIA80Mf


セレストロン COSMOS 90GT Wifi


ケンコー Sky Explorer SE-GT100N

セレストロン Nexstar 4SE-J

ケンコー Sky Explorer SE-GT102M
 この倍率になっても、長焦点アクロマート鏡筒のポルタIIA80Mf・Sky Explorer SE-GT 70A・COSMOS 90GT WIfiは、像が崩れませんが、月の縁など明暗がはっきりしている箇所では、色収差が目立つようになります。また、この倍率になると口径のよる差がはっきり出るようになり、COSMOS 90GT WIfiはクレーターの細かい様子も見えるようになります。
 精密球面ニュートン式のSky Explorer 100Nは、中心部を除いてこの倍率では全体にぼやけてきてしまい、高倍率での使用には向かないことがわかります。
 マクストフカセグレン式のNexstar 4SE-JとSky Explorer SE-GT 102Mは、この倍率でも透明感があり、とても見ごたえがあります。口径による解像度と明るさも実感できます。

●●● 導入精度や追尾精度に差は? ●●●
 このページでは、入門用としておすすめしている天体自動導入望遠鏡として、セレストロンとケンコーの2つのメーカーのものを取り上げていますが、それぞれの天体の導入精度や追尾精度はどうなのでしょう?。
 どの機種でも、2スターアライメント(基準になる星を2つ視野に入れる)を行えば、低い倍率(広い視野)のときはもちろん、比較的高い倍率のときでも、視野の中に天体を導入できる精度は持っています。どの機種も、しっかりした架台が付いており、機種ごとの導入精度・追尾精度の差は、このクラスではほとんどありません。
 一方、コントローラーは、各メーカーごとにソフトウェアが開発されていて、アライメントのしやすさや精度の向上のために、様々な工夫が盛り込まれています。セレストロンのNexstar+は、処理速度の速いCPUと大容量メモリを駆使し、スカイアライン等の独自のアルゴリズムでユーザーインタフェースを向上しています。また、COSMOS90 GT Wifiは、スマートフォンやタブレットと無線接続して、タッチパネルで操作できることはもちろん、彗星などの新天体にも随時対応できるのも大きな特徴です。Sky Explororシリーズに付属しているSynScanコントローラーも、基本的な天体自動導入はまったく問題ありませんが、メモリが少ないため観測地の経緯度や天体のデータが、Nexstar+と比較すると少なめです。

木星 MZT824RFアイピースの24mm側

ケンコー Sky Explorer SE-GT70A

ビクセン ポルタIIA80Mf


セレストロン COSMOS 90GT Wifi


ケンコー Sky Explorer SE-GT100N

セレストロン Nexstar 4SE-J

ケンコー Sky Explorer SE-GT102M
 この倍率では、木星のガリレオ衛星が良く見えます。長焦点アクロマート鏡筒のポルタIIA80Mf・Sky Explorer SE-GT 70A・COSMOS 90GT WIfiは、木星がとても明るいので、色収差により、本体の周りに青い光が取り囲んでいるのがわかります。この倍率では、口径の差はあまり出てきません。
 精密球面ニュートン式のSky Explorer 100Nは、口径が大きいのでとても明るく見えます。この倍率では、ガリレオ衛星もややぼやける程度で、良く見えます。
 マクストフカセグレン式のNexstar 4SE-JとSky Explorer SE-GT 102Mは、ガリレオ衛星がきれいな点像になり、この輝度差でも色収差はほとんどわかりません。

木星 MZT824RFアイピースの8mm側

ケンコー Sky Explorer SE-GT70A

ビクセン ポルタIIA80Mf


セレストロン COSMOS 90GT Wifi


ケンコー Sky Explorer SE-GT100N

セレストロン Nexstar 4SE-J

ケンコー Sky Explorer SE-GT102M
 この倍率になると、望遠鏡の口径と解像度による差がはっきり出るようになります。特に写真撮影では、口径が大きいほうがシャッター速度が速くできることから、空気の揺らぎによる影響が少なくなり、より鮮明な像が得られます。実際に望遠鏡を見たときには、これらの画像よりはずっと良く見えるはずです。
 長焦点アクロマート鏡筒のポルタIIA80Mf・Sky Explorer SE-GT 70A・COSMOS 90GT WIfiは、倍率を高くしても像が崩れず、しま模様も良く見えます。ただ、倍率が高いと像が暗くなるため、かえって見にくく感じる場合もあります。その点で、口径の大きなCOSMOS 90GT WIfiは良く見えます。
 精密球面ニュートン式のSky Explorer 100Nは、口径が大きいので明るいですが、焦点距離が短いのであまり大きく見えません。また、この倍率では像の乱れが大きく、中心から少しずれるとすぐにぼやけてしまいます。
 マクストフカセグレン式のNexstar 4SE-JとSky Explorer SE-GT 102Mは、口径が大きく像が明るいことと、像のシャープさが他の鏡筒と比較して格段に高く、とても気持ちよく見ることができます。
 また、Sky Explorer SE-GT 102Mは、他のSky Explorerシリーズより一回り大きな架台(COSMOS 90GT WIfiと同じ)になっていて、高倍率でも像が揺れずに安定してみることができるのも大きな特徴です。

オリオン座大星雲M42 MZT824RFアイピースの24mm側
 セレストロン Nexstar Evolution-J架台に当該鏡筒を搭載して、経緯台モードで自動追尾し、すべて同じ感度(ISO3200)と同じ露出時間(10秒)で撮影しています。各機種の天体自動導入架台でも、この程度の時間であれば十分自動追尾で写真撮影ができますが、ビクセン ポルタIIシリーズ経緯台はモータードライブがついていませんので、このような写真を撮影することはできません。

ケンコー Sky Explorer SE-GT70A

ビクセン ポルタIIA80Mf


セレストロン COSMOS 90GT Wifi


ケンコー Sky Explorer SE-GT100N

セレストロン Nexstar 4SE-J

ケンコー Sky Explorer SE-GT102M
 星雲星団は、月や木星と比較するとずっと遠いところにあるので、地球に届く光はかすかなものになっています。その光を目で見るには、口径を大きくしてたくさんの光を集めるとともに、なるべく倍率を低くして像を明るくする必要があります。
 長焦点アクロマート鏡筒のポルタIIA80Mf・Sky Explorer SE-GT 70A・COSMOS 90GT WIfiは、倍率が高めになってしまうため、全体に少し暗く感じますが、口径の大きなCOSMOS 90GT WIfiは明るく見えます。これらの望遠鏡では、より焦点距離が長く低倍率のアイピースを使うことをお勧めします。
 精密球面ニュートン式のSky Explorer 100Nは、口径が大きく倍率が低くて明るいので、これらの望遠鏡の中ではいちばんよく見えます。但し、視野の周辺はかなり激しく像が乱れているのがわかります。
 マクストフカセグレン式のNexstar 4SE-JとSky Explorer SE-GT 102Mは、口径が大きく解像度も高いため、中心部のトラペジウムと呼ばれる4つの星はきれいに見えます。アクロマート鏡筒同様、倍率が高めになってしまうため、全体に少し暗く感じますので、より焦点距離が長く低倍率のアイピースを使うことをお勧めします。

●●● もっと安い「天体望遠鏡」はないの? ●●●
 巷には、当社オンラインショッピングで取り扱っている製品より、もっと安い「天体望遠鏡」が多数売られています。当社で取り扱っているブランドのメーカーでも、そういった製品を販売しています。しかし、「おすすめラインナップ」には、そういった廉価な製品は掲載していません。その最も大きな理由は、それらの製品は当社の基準において「天体望遠鏡」と呼べないからです。
 私たちから最も近い天体である月は、それらの「天体望遠鏡」でも十分お楽しみいただけるでしょう。しかし、それより遠いところにある木星や土星などの惑星、さらにそのずっとずっと遠くにある星雲星団にいたっては、望遠鏡の視野に天体を入れることも難しいですし、仮に視野に入ったとしても、天体を見て「感動する」というレベルにはならないでしょう。
 「天体望遠鏡」と銘打つからには、より遠い天体が見える「望遠鏡」でなければなりません。しかし、光の速さでわずか1.2秒の距離にある、私たち人類がたどり着いたことがある月が見えるだけでは、天体望遠鏡とは呼べないと考えています。
 ご予算的に、このページに掲載している「天体望遠鏡」には届かないということ方も多いでしょう。そういうときには、選択肢として是非
双眼鏡を検討してください。自分の手で見たい方向に向けて星空を見るだけで、そこにはたくさんの発見とたくさんの感動があるはずです。より遠くの天体を見るという意味では、双眼鏡も立派な天体望遠鏡のひとつです。当社おすすめ双眼鏡ラインナップから、是非あなたの最初の1台の「天体望遠鏡」をお求めください。

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