このページに掲載の天体望遠鏡の総合評価  他の機種の評価はこちら

OMNI XLT 80AZ 使い勝手 31 見る 30 撮る(デジカメ) 20 撮る(一眼レフ) 15 評価合計 96
セレストロン OMNI XLT AZ80
アクロマート屈折式天体望遠鏡

 アメリカの老舗天体望遠鏡メーカーのセレストロンは、Nexstar SE-JシリーズNexstar Evolution-JシリーズAdvanced VX赤道儀CPCシリーズなど、数多くの天体自動導入望遠鏡をリリースし、多くの方々に愛用されています。

 そのセレストロンから、はじめて天体望遠鏡を扱う方にも、手軽に楽しめる望遠鏡として発売されたのが、OMNI XLT AZ80です。安価で大口径が得られるアクロマート屈折望遠鏡の手軽さに、しっかりした経緯台を組み合わせ、安価な価格と性能を両立させた入門機としておすすめめする望遠鏡です。

 月面のクレーターや木星の縞模様・ガリレオ衛星・土星の輪はもちろん、すばるやオリオン大星雲など、天体を「見る」感動を十分に楽しんでいただける望遠鏡としておすすめする1台です。

OMNI XLT AZ80の全景


鏡筒はアルミ引き抜きパイプ
 鏡筒のスペックが同じビクセン ポルタII A80Mfとの違いは、鏡筒・三脚はほぼ同じもので、架台部分が最も大きな違いになります。
 OMNI XLT AZ80は、ポルタII経緯台よりシンプルな構造で、総重量もその分軽くなっていますが、実用的には十分な強度があります。ウォームギアはナイロンギアを使用しているので、標準搭載以外の重量のある鏡筒等を載せるのは、あまりお勧めしません。
 アリガタプレートは鏡筒に直付になっており、長めのプレートになっているため、接眼部にカメラなどの重いものを取り付けても、バランスを調節することができるようになっています。
●伝統的な設計で良く見える80mmF11.3アクロマート屈折式鏡筒

対物側から見たOMNI XLT AZ80
伝統的な設計の80mmF11.3アクロマートレンズ
必要十分な2面マルチコート仕様
レンズセルはアルミ鋳物製


OMNI XLT AZ80の接眼部 アルミ鋳物製
31.7mmアイピースが取り付け可能
一眼レフなどのレンズ交換式カメラ用の
カメラマウントもそのまま取付できます
ファインダーは、手動導入に便利な6倍30nn
 私たちの「瞳」の代わりに、星からのかすか光を集めてくれる鏡筒部は、口径80mmF11.3のベーシックなアクロマート式屈折望遠鏡です。鏡筒の先端にある凸レンズで光を集め、接眼部のアイピースから覗きます。見ている天体の方向から直接見ることができるため、はじめて望遠鏡をお使いになる方にも扱いやすいのが特徴です。

 口径比(F値)が大きいアクロマート屈折式望遠鏡は、色収差が少なく鮮明な像が得られ、特に月や惑星などの高倍率での観察に適しています。標準付属のPL6mmアイピース(152倍)でも像が崩れず、美しい像が見られます。
 また、オプションのPL40mmアイピースなど、低倍率のアイピースを使えば、大きく広がった星雲や星団も見ることが可能です。

 接眼部は、31.7mmサイズのアイピースがそのまま取付できます。また、空の高いところの天体を見る場合は、標準付属の天頂ミラーを使用すれば、光軸を90度曲げてみることができるため、覗きやすくなります。

 さらに、オプションのカメラマウントを取り付ければ、一眼レフなどのレンズ交換式カメラをそのまま取り付けることも可能。レンズ交換式カメラならではの高解像度の写真を撮ることができます。

OMNI XLT AZ80で撮影した月
APS-C一眼レフデジカメ
直焦点撮影

OMNI XLT AZ80で撮影した土星
APS-C一眼レフデジカメ
オプションの拡大撮影用延長筒と
PL20mmアイピースで撮影

OMNI XLT AZ80で撮影した月
APS-C一眼レフデジカメ
オプションの拡大撮影用延長筒と
PL20mmアイピースで撮影



OMNI XLT AZ80の架台部
シンプルな片持ちフォーク式経緯台
鏡筒と架台の2つのパーツに分かれます
鏡筒も交換可能


鏡筒と架台の取り付けはアリガタ・アリミゾ式で
ネジ一本で固定ができます。
鏡筒のアリガタプレートは長く、
接眼部にカメラなど重いものを取り付けても
バランスを取ることができます。
●組立簡単! 小型軽量!

 OMNI XLT AZ80の最大の特徴はその簡単さにあります。赤道儀式の天体望遠鏡は、設置・組立に非常に時間を使います。しかし、このOMNI XLT AZ80は、三脚を広げてその上に架台と鏡筒をセットするだけですから、わずか2分足らずでセッティングが完了します。天体自動導入望遠鏡や赤道儀式望遠鏡で必要な初期設定は一切不要。日周運動(地球の自転により見かけ上天体が動いていくこと)で動いていく天体は、2つの微動ハンドルを回して手動で追いかけます。

 架台部分は、上下(仰角)・水平に回転軸のあるシンプルな経緯台式で、適度なフリクション(摩擦)でクランプで固定する必要ののないフリーストップ式を採用。手動での天体導入のために、適度な長さの微動ハンドルを標準で装備しています。また、ハンドル操作で天体を導入したり追尾したるするため、天体自動導入望遠鏡より安定性を重視し、架台と三脚一式の重量は3.3kgと重めに設計されています。
 メインフレームはアルミダイキャスト製でしっかりしており、高倍率でもぶれにくく、微動ハンドルもスムーズに操作できます。三脚部分も太くしっかりしたアルミ製の伸縮脚を採用しています。、
 仰角軸は、標準状態で天頂付近でも鏡筒が架台に干渉しにくいように、45度傾けて取り付けられています。さらに、地上観察や搭載する鏡筒の種類によって、仰角軸の角度を40度ずつ変えることができるようになっています。望遠鏡のモデルによって、アリガタプレートの向きが左右逆になっている場合でも、仰角軸の傾きを変えることで搭載できるようになります。

架台は標準で45度傾斜していますが
対象が地上のものの場合や、
鏡筒のアリガタプレートの位置の違いなど、
必要に応じて傾斜角度を変えることができます。
当社オンラインショッピングおすすめラインナップに掲載の商品は、全て実際に製品をスタッフが使用して、実用性やコストパフォーマンスをチェックし、本当に「おすすめ」できる商品のみを掲載しております。安心してお求めください。
●オプションで様々な用途に

 天体望遠鏡は、目標の天体に応じてアイピースを交換して、倍率や視野を調節します。OMNI XLT AZ80に標準で付属するPL20mmとPL6mmアイピースは、月や惑星などを見るのに適しています。

 アイピースは、当社取り扱いのノープランドPLアイピースをはじめ、他社から発売されているの天体望遠鏡用の31.7mmスリーブのアイピースもそのまま使用できますから、標準のアイピースで物足りなくなったら、様々な倍率と視野を楽しむことができます。

 その他、天体望遠鏡用の各種オプションもそのまま使用できます。月や惑星の写真を撮影するために、カメラやデジカメを取り付けるアダプタや、街のあかりなどで空が明るい場所でも暗い星雲を見やすくするフィルターなど、各種のオプションが使用できます。目的に応じて必要なオプションを追加することにより、より楽しく天体観測をすることができるようになります。

OMNI XLT AZ80に標準付属の
天頂ミラー・PL6mm・PL20mmアイピース
 また、天体望遠鏡は通常、そのまま覗いたときの像が倒立(180度反転)して見えますが、別売の45度正立プリズムを使用すると、その像を正立像にすることができ、高倍率・高解像度の地上用望遠鏡としても使用することができます。

 もちろん、一眼レフなどのレンズ交換式カメラを取り付ければ、900mmの超望遠レンズとしても使用できます。

カメラマウントを介して
一眼レフ等のレンズ交換式カメラが
そのまま取り付けできます

オプションの拡大撮影用延長筒
アイピースを接眼部に取り付けてから
この延長筒を取り付けて、カメラを取り付けます。
筒を伸縮すると、拡大率を自由に変えることができます。

OMNI LXT AZ80の鏡筒を
Nexstar Evolution-J架台に取り付けて撮影した
こぎつね座惑星状星雲M27
右の写真と同じ露出時間(30秒)
同じAPS-Cミラーレスカメラを使用

OMNI LXT AZ80の鏡筒に
シンプルレデューサー0.7xを取り付け
Nexstar Evolution-J架台に取り付けて撮影した
こぎつね座惑星状星雲M27
●安心の国内保証

 当社にて販売しているOMNI XLT AZ80は、日本国内の正規輸入代理店による製品検査を受けた製品で、2年間のメーカー保証がつきますので安心してお使いいただけます。
ワンポイントアドバイス 倍率分解能
●数値的スペックの罠
 良く天体望遠鏡のカタログには、「
倍率」や「分解能」という言葉が「性能」として書かれています。「倍率」とは、私たちの肉眼でそのまま見たときに対して、その対象が何倍の大きさで見ることができるかを示した相対的な数値です。倍率が高いほど、対象が大きく広がって見えることになります。また、「分解能」は、対象をどれだけ細かくみることができるかを現した数値で、角度の「秒」を単位にして表します。
●数値上の倍率はいくらでも上げられる!
 天体望遠鏡の計算上の倍率は、「アイピース」と呼ばれる接眼レンズを変えることでいかようにも変えることができます。天体望遠鏡の倍率の計算は、望遠鏡の焦点距離÷アイピースの焦点距離になります。たとえば、このページのOMNI XLT AZ80の場合なら、焦点距離900mmですから、付属のPL6mmで150倍・PL20mmで45倍です。
 レンズを組み合わせれば数値上の「倍率」はいくらでもあげることができるのですが、実はもともとレンズや鏡には分解能の限界があります。また、地球上から星を見るためには地球のまわりを取り囲んでいる大気ごしに見ることになり、この大気が星の光が地球上に届くのを邪魔してしまいます。ですから、いくら倍率をあげてもレンズや大気の拡散以上の分解能は得られないわけです。また、倍率をあげるということは、せっかく対物レンズや鏡で集めてきた星の光を見るときに拡散してしまうことにもなり、対象が暗くなって見にくくなってしまいます。
 また、倍率を高くするということは、その視野も狭くなるわけですから、架台がしっかりしていなければ、対象を視野に入れることも難しくなります。仮に偶然視野に入ったとしても、微動装置も無いような安価な架台では、その天体を追いかけることもできません。
 バローレンズ等を使用して無理に倍率を高くして300倍・400倍などと倍率ばかりを売り物にしている望遠鏡は、はっきり言って使い物にならないと考えても良いでしょう。


強引に倍率をあげると、
上の土星像がこんなふうに
見えることになります

●分解能は口径とレンズ・鏡の性能による
 天体望遠鏡の「
分解能」は、「口径が大きくなると分解能が高くなる」という原則がありますが、実際にはレンズの素材やその組み合わせ・製作精度などによって固有の分解能の差があります。カタログを良く見てみると解りますが、例えば同じ口径の望遠鏡で、安価なアクロマートレンズを使用したもの・高価なフローライトレンズ使用のもの・凹面鏡を使った反射望遠鏡を比較しても、数値上は同じ分解能の数値がかかれているでしょう。しかし、実際の分解能は光学系の性質により異なります。つまり、分解能の数値は「理論上」の分解能であって、実際にその望遠鏡が持っている分解能ではないわけです。
●それぞれの望遠鏡の性質にあった倍率を使う
 当社のおすすめラインナップで紹介している機種は、すべてこの意味でそれぞれの望遠鏡の分解能や性質にあった適正な倍率のアイピースを選定してセットしています。ですか ら、その望遠鏡の能力を充分に引き出すことができるわけです。
●ご注文の際のご注意
 この商品は発送の都合により、代金引換による決済は承ることができません。あらかじめご了承ください。但し、「スターゲイズおすすめセットについては」代金引換でも承ることができます

この商品をお求めの際は、商品名の前にあるチェックボックスをクリックしてから、
下のボタンを押してご注文下さい。

機種 口径
(集光力)
焦点距離
(口径比)
付属アイピースの倍率(明るさ)実視界 重量 オンラインショッピング価格
OMNI XLT AZ80
◎在庫多数
80mm
(128倍)
900mm
(F11.3)
PL6mm : 150倍(RB0.3) 0.33゜
PL20mm : 45倍(RB3.2) 3.2゜
鏡筒2.0kg
架台2.1kg

\32,076
(税別\29,700)

OMNI XLT AZ80 スターゲイズおすすめセット
●セット内容
 OMNI XLT AZ80

 ノーブランドPL40mmアイピース 23倍
 ムーンフィルターND96(31.7mm用)
 45度正立プリズム(31.7mm)

\37,584
(税別\34,800)

※オンラインショッピング価格には、送料が含まれています。

オプションを同時にご注文の場合は、そのまま下のオプション欄におすすみください。

標準付属品 
 
6倍30mmファインダー・アイピースPL6mm・PL20mm・31.7mm天頂ミラー・日本語マニュアル

オプション (オプションのみご注文の場合は送料\500を別途いただきます)

◆◆交換用鏡筒◆◆

QV80A90 80mmF9 アクロマート屈折望遠鏡 OMNI XLT AZ80の架台に取り付けできるように設計した、当社オリジナル屈折望遠鏡。仕様など詳しくはこちらのページをご参照ください。 \18,360
(税別\17,000)
PV80E55 80mmF5.5 2枚玉ED屈折望遠鏡 \68,040
(税別\63,000)
PV102E61 102mmF6.1 2枚玉ED屈折望遠鏡 \139,320
(税別\129,000)

◆◆アイピース◆◆

ノープランドPLアイピース
ボタンを押すと、そのアイピースでの視野シミュレーションを見ることができます。
PL6mm : 150倍

\4,320
(税別\4,000)

PL10mm : 90倍

\4,320
(税別\4,000)

PL25mm : 36倍

\4,320
(税別\4,000)

PL40mm : 22.5倍

\4,320
(税別\4,000)

MZT824RF ズームアイピース 8mm〜24mmまで自由に焦点距離を変えられるアイピース 一眼レフカメラと下のカメラマウントを併用して拡大撮影もできます
8mm 113倍 24mm 37.5倍
\12,960
(税別\12,000)

◆◆ミラー・プリズム・フィルター等◆◆

45度正立プリズム
(31.7mm)
天体望遠鏡で地上を見る場合に使用します
通常天体望遠鏡の像は倒立像になるため、地上用として使用するために正立像にするためのプリズムです。
\4,860
(税別\4,500)
UHCフィルター(31.7mm用) 光害をカットし星雲などを見やすくするフィルター アイピースの先端に取り付けて、接眼部に挿入する
\8,640
(税別\8,000)
ムーンフィルターND96(31.7mm用) 口径の大きな望遠鏡で月を見ると大変まぶしいため、このフィルターで減光してご覧になることをおすすめします アイピースの先端に取り付けて、接眼部に挿入する
\1,987
(税別\1,840)
太陽観測フィルター 対物レンズの前に取り付け、太陽の光を安全な状態まで減光するフィルター。
\7,020
(税別\6,500)
2倍バローレンズ 付属のアイピースで倍率が不足する場合に、アイピースの前に付けることで倍率を2倍にすることができます。但し像は暗くなります。

\3,024
(税別\2,800)

◆◆写真撮影関係オプション◆◆

カメラマウント(各社用) 一眼レフなどのレンズ交換式カメラを取り付ける場合に使用。OMNI XLT AZ80の接眼部にそのまま取り付け可能
カメラメーカー別に各種ご用意しています
\1,620
(税別\1,500)
拡大撮影用延長筒(OMNI XLT AZ80専用) 一眼レフなどのレンズ交換式カメラで、月や惑星などを大きく拡大して撮影する場合に、中にアイピースを入れて使用 上のカメラマウントと併用
\5,400
(税別\5,000)
シンプルレデューサー0.7x 真撮影時の焦点距離を約0.7倍(約630mm)に短縮する1群2枚構成のシンプルなレンズ。上の2インチシンプルカメラアダプタと組み合わせて使用。露出時間を約半分の時間に短縮できます。APS-Cサイズ以下のカメラで有効。 \7,344
(税別\6,800)
スマートフォン/コンパクトデジカメアダプタ 各社のコンパクトデジカメを取りつけるアダプタ スマートフォンを取り付けるアダプタも付属 
※一眼レフなどのレンズ交換式デジカメは、上のカメラアダプタを使用
\6,480
(税別\6,000)

◆◆その他オプション◆◆

Lプレート 標準搭載以外の望遠鏡や双眼鏡・カメラを取り付けられるようにするプレート。
\6,480
(税別\6,000)
スポットファインダー
(AZ80用ベース付)
ガラス越しに赤い点が視野に表示される等倍ファインダー。標準付属のファインダーでは視野が狭くアライメント時の基準星が導入しにくい場合に使用すると便利。標準のファインダーと交換して取り付け。 \7,560
(税別\7,000)
太陽投影板 接眼部に取り付けて、白色の板に投射した太陽の像を見ることができる。複数の人が同時に見ることができることや、太陽からの光を直接目で受けないため、安全に太陽観察ができるのが特徴。
\12,960
(税別\12,000)

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