星空案内はこちらのページと一緒にお読みください

 南の方から桜の便りも聞かれるようになる4月。今年は各地とも若干桜の開花が遅いようですね。この事務所の付近では、たんぼのあぜにオオイヌノフグリが可憐な花を咲かせていたり、江戸川の土手の菜の花も黄色いじゅうたんを敷き詰めたように咲き誇っています。

 そんな春の話題の時に冬景色の写真で恐縮ですが(笑)、先月お客様の対応に北海道まで行ってまいりました。北海道はまだまだこの季節も雪がふります。左の写真は夜の摩周湖で撮影したもの。北斗七星が空の高いところに見えていますね。

 3月の宵のうちにはまだ東の北東の空に見えていた北斗七星も、4月になるとずっと空の高いところに見えるようになります。4月10日ごろの星空のようすを見ると、宵の西の空には冬の星座がにぎやかに輝いています。北西の高いところに見える明るい一等星がぎょしゃ座カペラです。ぎょしゃ座には一昨年1月のこのページで紹介したぎょし3つの散開星団があります。ぎょしゃ座の南には大神ゼウスが化けた白い牛の姿を描いたおうし座があります。一等星アルデバランの北西には、一昨年12月のこのページで紹介したすばるが見えています。

 さらに目を南に転じると、冬の星座の王者オリオン座、その東側に光るこいぬ座プロキオンと、低いところでまばたきながら青白く輝く全天で最も明るい恒星のおおいぬ座シリウス冬の大三角を形作っています。シリウスのすぐ南には、昨年1月のこのコーナーで紹介したM41という散開星団があります。

 冬の大三角から、目を北側の高いところに移すと明い星が3つ並んでいるのを見ることができるでしょう。このうち少し暗めの2つの星は、ふたご座カストルポルックスです。ギリシャ神話では大神ゼウスとスパルタ王妃レダとの間に生まれた双子の兄弟と言われています。ふたご座のお兄さんのカストルの足もとには、昨年3月のこのページで紹介したM35という散開星団があります。

 そして、もうひとつのいちばん明るい星が土星です。土星を望遠鏡で見ると、右の画像のようにくるっとドーナツ状の輪が取り巻いている様子を見ることができます。

 さらに時間がすぎて夜9時ごろになると、春の星座も続々と昇ってきます。明るい星が多くにぎやかな冬の星座に比べると、春の星座はおとなしめですが、その中でも北の空に見える北斗七星は比較的めだつ存在です。北斗七星はおおぐま座という星座の一部です。おおぐま座には、一昨年の4月のこのページで紹介したM81・M82をはじめとして、小望遠鏡でも見ることができる銀河がたくさんあります。是非宇宙を延々と旅してきた星たちの光をあなたの目で確かめてみてください。

20cmクラスの望遠鏡で見た土星
デジタルカメラで撮影

Meade オートスターでの導入方法

タイヨウケイ→ドセイを選択

Meade LX200-25GPSで見た木星
デジタルビデオカメラで撮影

Meade オートスターでの導入方法

タイヨウケイ→モクセイを選択

 北斗七星は、北極星をさがす目印にもされますし、また、柄の部分のカーブをそのまま延ばして、春の星の中で最も明るいうしかい座アークトゥルスおとめ座スピカへと続く春の大曲線の一部としても使われます。その2つの一等星よりも明るく、この冬の明け方の空で最も目だって見えるのは、おとめ座にみえる木星です。木星は太陽系最大の惑星で、その直径は地球の11倍もあります。木星をはじめとした太陽系の天体の大きさが解る図がこちらのページにあります。木星は4月4日に「衝」(太陽−地球−土星が一直線に並ぶ)を迎え、いまが最も良く見える時期です。

 木星を望遠鏡で見ると、本体にある縞模様や、まわりをまわるガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星を見ることができます。これは、1610年にイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡で木星を見たときに発見した衛星で、イオエウロパガニメデカリストという名前が付けられています。木星はその明るさと大きさから大神ゼウスのローマ神話での呼び名ユピテル(Jupiter=英語でジュピター)と呼ばれており、そこをまわる衛星には、ゼウスに仕えていたニンフなどの名前が付けられているのです。

 土星の輪や木星の衛星や縞模様は、口径6cmクラスの望遠鏡から見ることができるようになります。当社オンラインショッピングで紹介している望遠鏡も、最も小さなもので口径6cmですから、充分見ることができます。是非あなたの目で確かめてください!。

Meade LX200GPS-25で撮影した火星

Meade オートスターでの導入方法

タイヨウケイ→カセイを選択

 さらに時間が進み夜半頃になると、早くも夏の星座も顔をのぞかせます。南東の空に赤く光る一等星が昇ってきます。この星がさそり座アンタレスです。3月31日には、このアンタレスが月に隠されるアンタレスの掩蔽がありました。

 そのアンタレスに続いて、2時ごろになると同じくらいの方角から鈍く赤く不気味に光る星が現われます。これが火星のです。火星は地球のすぐ外側をまわる惑星ですが、一昨年8月の大接近に続いて、今年10月にも地球に接近をします。今回の接近は前回ほどの大接近ではありませんが、小望遠鏡でも十分に表面の模様を見ることができます。火星は私達の地球と良く似た惑星として、近年探査機が頻繁に向かっている注目の惑星です。いつか人類が立つかもしれない火星の様子を、いち早く自分の目で確かめてみませんか?。

 これから暖かくなって、夜空を見るにも快適な季節です。是非あなたの目で宇宙からの星たちの光を確かめてください!。

●このコーナーより商品をお申し込みの場合、代金のお支払いはクレジットカードでの決済または代金引換・銀行振込・郵便振替・コンビニ決済(NP後払い)がお選びいただけます。はじめてご利用の方や、決済方法など詳しいことをお知りになりたい方は、こちらのページをご覧ください。

月・惑星の観望に最適な望遠鏡ラインナップ

各マークについての解説はこちら
正立像で天体観測にも地上用にも使える、初心者用の天体望遠鏡として最適! コンパクトで丈夫で最高の光学性能

ミヤウチ SCS60i "Saturn"
\31,290(税別\29,800)
114mm反射望遠鏡と末長くお使いいただける赤道儀に、モータードライブまでセットされてこの価格! 入学・進学祝い等にいちばんのおすすめ商品。

Meade 114EQ モータードライブ付反射赤道儀
\31,290(税別\29,800)
入門用として最適な最新型天体自動導入望遠鏡 抜群のコストパフォーマンスで新発売!

Meade DS-2070AT DS-2114ATS
\52,290(税別\49,800)
汎用性の高いドイツ型赤道儀にMeadeの天体自動導入をドッキングしたLXDシリーズの新製品。大口径反射赤道儀を安価な価格で!。様々な用途に鏡筒やオプションを交換して楽しめます。

Meade LXD-75 ドイツ型赤道儀シリーズ
\99,750〜
ポータブル望遠鏡として圧倒的な人気を誇るETXシリーズ マクストフカセグレン光学系によるシャープな像は土星の輪も木星の縞模様もくっきり見えます

Meade ETX-90EC ETX-105EC ETX-125EC
\102,900(税別\98,000)
Meadeの最新型天体自動導入ロボット GPS搭載で初期設定までも自動化! 最新自動導入コンピュータオートスター2で抜群の計算能力と導入精度を誇るフラッグシップモデル

Meade LX200GPSシリーズ
\417,900(税別\398,000)

この他にもいろいろな商品をラインナップしています。是非オンラインショッピングをご覧ください。

簡単アンケートにご協力下さい
 このページの内容は おもしろかった ふつう おもしろくなかった
  ためになった ふつう ためにならなかった
  わかりやすかった ふつう わかりにくかった
 今夜の星空を 見たいと思う わからない 見ないと思う
 木星のしま模様を 見たことがある 見たことがない 興味がない
 望遠鏡や双眼鏡を 望遠鏡を持っている 双眼鏡をもっている どちらも持っている
  どちらも持っていない    
 ひとことどうぞ

このボタンを押しても、あなたの個人情報などは送信されません

このコーナーのバックナンバー
2004年夏 6月 7月 8月 2004年秋 9月 10月 11月 2004-5年冬 12月 1月 2月  
2003年夏 6月 7月 8月 2003年秋 9月 10月 11月 2003-4年冬 12月 1月 2月 2004年春 3月 4月 5月
2002年夏 6月 7月 8月 2002年秋 9月 10月 11月 12月 2003年冬 1月 2月 2003年春 3月 4月  5月
2002年春 4月 5月 2002年冬 2月 3月 2002年正月 2001年冬
2001年秋 10月 11月 2001年夏 2001年春 2001年正月
それぞれの月の星空 2001年 1月 3月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

スターゲイズ トップページに戻る