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 今年ももうひと月過ぎてしまいましたね。今年はシベリア地方が日照不足により非常に冷え込み、大陸の高気圧が発達して寒気が日本やヨーロッパに流れ込んで、1月は連日記録的な冷え込みを記録しました。特に日本海側の地域では大きな被害が発生しています。皆さんの地域ではいかがでしょうか?。

 その寒気の影響で、北からやってくる渡り鳥にも異変が起きています。都内の公園にコハクチョウが飛来したり、もっと北の地方で越冬する鳥たちが、湖や川が凍って餌場を失い、より南の地方にやってくるという例が多く報告されています。

 バードウォッチングをはじめとした地上観察には、スポッティングスコープやフィールドスコープと呼ばれる地上望遠鏡がよく使われますが、実は天体望遠鏡に地上用のプリズムなどを組み合わせることにより、地上望遠鏡を凌ぐ高い性能を持つものもあるのです。右の写真は当社スタッフがMeade LX90-20で撮影したものです。もしお持ちの天体望遠鏡で地上観察をなさったことがない方は、是非この機会にお持ちの望遠鏡でバードウォッチングを楽しんでみてはいかがでしょうか?。普段見慣れた風景の中にも、新しい発見があるかもしれませんよ!。


ホシハジロ


アオサギ
 渡り鳥の中には、上の写真のホシハジロのように夜活動する鳥たちもいます。そのころ夜空には、美しい冬の星たちが輝いています。2月10日ごろの星空のようすを見ると、宵の西の空にはまだ秋の星座がみえています。北西の空に見えるW字型の星の連なりは、小学校の教科書にも載っているカシオペヤ座です。カシオペヤ座からもう少し空の高いところに、漢字の「人」という字を横にしたように星が連なるペルセウス座が見えています。この、ペルセウス座とカシオペヤ座の中間付近には、2004年12月のこのページでも紹介している二重星団と呼ばれるこの星の集まりがあります。

Meade LX200GPS-25で撮影した火星

Meade オートスターでの導入方法

タイヨウケイ→カセイを選択

 一方、目を天頂から南の空に向けると、明るい星が多くとてもにぎやかな冬の星座たちを見ることができます。天頂近くの高いところに見える明るい一等星がぎょしゃ座カペラ(41光年)です。ぎょしゃ座には2003年1月のこのページで紹介したM36・37・38の3つの散開星団があります。

 ぎょしゃ座の南にはおうし座があります。おうし座の一等星アルデバラン(60光年)の付近は、ヒアデス星団という散開星団Mel25の一部で、この付近を双眼鏡で見てみると、40個程度の星が広く散らばっているのを見ることができます。一方、もう少し空の高いところに見える数個の星がごちゃごちゃっと集まって見えるところが、先月のこのページで紹介した「すばる」ことプレアデス星団M45です。

 そのすばるのすぐ南に、ひときわ赤く輝く星を見つけることができるはずです。これが火星です。昨年10月30日には一昨年8月の大接近に続いて地球に接近をし、現在は光の速さで約9分の距離で、少しずつ地球から遠ざかっています。

 おうし座の南には、冬の星座の王者オリオン座ベテルギウス(310光年)・全天で最も明るい恒星のシリウス(8.7光年)のあるおおいぬ座・そしてこいぬ座プロキオン(11.2光年)が冬の大三角を形作っています。おおいぬ座には、2004年の1月のこのページで紹介した散開星団M41があります。

 冬の大三角から、目を北側の高いところに移すと明い星が2並んでいるのを見ることができるでしょう。これがふたご座ポルックス(52光年)とカストル(32光年)も見えてきていますふたご座にも、2004年3月のこのページで紹介したM35という散開星団があります。

 そして、そのふたご座の下に見えるもう一つの明るい星が土星です。土星までの距離は光の速さで約80分かかります。土星は先月28日に「衝」(太陽−地球−土星が一直線に並ぶ)を迎え、今が最も良く見える時期です。土星を望遠鏡で見ると、右の画像のようにくるっとドーナツ状の輪が取り巻いている様子を見ることができます。

 その土星に望遠鏡を向けたら、アイピースを交換して倍率を下げてみましょう。すると、すぐ近くにごちゃごちゃっと星が固まっているのを見つけることができます。この星の集まりは2003年4月のこのページで紹介した「プレセペ」と呼ばれる散開星団で、M44という番号がついています。山の上など星空のきれいな場所であれば、肉眼でもその存在を見つけることができるため、古星図などにもその存在が記録されていて、イギリスのイングランド地方では「ミツバチの巣」とか、中国では死者の魂の集まる場所と考えられていたようです。

 さらに時間がすぎて夜半を過ぎると、春の星座も続々と昇ってきます。。明るい星が多くにぎやかな冬の星座に比べると、春の星座はおとなしめですが、その中でも北の空に見える北斗七星は比較的めだつ存在です。北斗七星はおおぐま座という星座の一部です。おおぐま座には、2002年の4月のこのページで紹介したM81・M82をはじめとして、小望遠鏡でも見ることができる銀河がたくさんあります。是非宇宙を延々と旅してきた星たちの光をあなたの目で確かめてみてください。

20cmクラスの望遠鏡で見た土星
デジタルカメラで撮影

Meade オートスターでの導入方法

タイヨウケイ→ドセイを選択

Meade LX200-25GPSで見た木星
デジタルビデオカメラで撮影

Meade オートスターでの導入方法

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 北斗七星は、北極星をさがす目印にもされますし、また、柄の部分のカーブをそのまま延ばして、春の星の中で最も明るいうしかい座アークトゥルス(34光年)・おとめ座スピカ(220光年)へと続く春の大曲線の一部としても使われます。その2つの一等星よりも明るく、この冬の明け方の空で最も目だって見えるのは、おとめ座にみえる木星です。木星までの距離は光の速さで約40分かかりますが、木星は太陽系最大の惑星で、その直径は地球の11倍もあるため、望遠鏡でも表面の模様が良く見えるます。木星をはじめとした太陽系の天体の大きさが解る図がこちらのページにあります。

 木星を望遠鏡で見ると、本体にある縞模様や、まわりをまわるガリレオ衛星と呼ばれる4つの衛星を見ることができます。これは、1610年にイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡で木星を見たときに発見した衛星で、イオエウロパガニメデカリストという名前が付けられています。木星はその明るさと大きさから大神ゼウスのローマ神話での呼び名ユピテル(Jupiter=英語でジュピター)と呼ばれており、そこをまわる衛星には、ゼウスに仕えていたニンフなどの名前が付けられているのです。

 土星の輪や木星の衛星や縞模様は、口径6cmクラスの望遠鏡から見ることができるようになります。当社オンラインショッピングで紹介している望遠鏡も、最も小さなもので口径7cmですから、充分見ることができます。是非あなたの目で確かめてください!。

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